バブルの時代も今も同じで、いきなりステーキ閉店と時代の流れ


おしんが放映されてた時代にも、「安売りだけではお客は買わないんだよ。お客の好みが多様化したからね。」と、おしんの田倉スーパー社長が言う。これ先週放映されてたの見たのよ。

結局、いつの時代も同じやんと思った。

外食チェーン店の閉店と、いきなりステーキの閉店の共通項に、わたし興味深くもっていて。
いきなりステーキの社長は、やたら「うちは他の店よりも値段が安い。」と言うのだが、お客様たちは「高い」と言う。これが双方のズレが生じている。

いきなりステーキも立ち食いスタイルから、お店にテーブルと椅子を置いたり、色んな国のステーキを楽しんでもらえるようにしてるのだが、内装が、チラシのような広告だらけだと、立ち食いソバと変わらない気分になる。
ちょっと視点を変えて、頑張った自分にご褒美のケーキのような存在になればいいのにと思った。


成功だけにフォーカスすると、金しか見えなくなる。

どんなに安くしても、それは金しかみてないことと同じ。なぜなら社長自身が金しか話してない。
もっとここにフォーカスしたらいいのにと、わたしは思った。
価値がどこにあり、どんな心の状態になってほしくて、どんな気持ちで過ごし帰ってもらいたいのか・・・。
もしかしたら、いきなりステーキの社長はプライベートの時も仕事のことばかり考えてしまい、目の前にある美や喜びを感じたりしてないのかもと思った。
経営者だからこそ、感性は必要であり、その感性が善からくる美であるということを知る必要がある。わたしは茶道でそれを学び、小学生の頃の祖父の教育で、料亭・割烹のブランディングが老舗になる理由を自分なり分析して答えていくという教育があったから、なぜチェーン店といきなりステーキの社長の経営者として人間としての在り方に興味をもっている。
何にフォーカスしていて、どのように衰退していき、衰退してから、どのように真実に気づき回復するのかとかね。


成功は足かせになる。

成功する原因そのものが何か?、もっと大切にしていかないといけないことは何か?、ここに気付けば方向転換ができ、ターゲットに価値を提供でき、お互いに喜びと成長できる関係性がお客様と共に実感できる経営になる。


すでに多くの人達は、本物を求めはじめている。

食べて美味しいから、ここの味と人間味、そして雰囲気の大切さを見直されてきたのかもしれない。
実際に、ここを着目した経営をしている方々は、地域と人とお客様との価値を再発見でき成長できる仕組みができており、早い結果がでて、人と自然と地域が持続可能な繁栄する富を生み出している。

これはヒーリングでも同じことが起こるかもしれないと、わたしは考えている。数よりも、何を何になっていくことが明確にしていかないと、数は増えているのに文化にまで根付かないという結果を招くのではないかと。それは価値をヒーリングで引き出すことが鍵になるかもしれない。ヒーラーのブランディングであり、生き様がマーケティングになって、お客様をとおしてブランディングになるんだろうね。

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