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舞台D.C.3 ミライへの伝言 

感想を垂れ流すような感じになってしまいますが…。思いついた順に書いているだけですので、順番とか文章量にあんまり意味はないです(あらかじめ)

あと、何を隠そう私、大学で舞台芸術学を専攻していたので、ちょっとそれっぽい話をしてしまうかも(需要どこ)

【キャストさんの印象とか】

イアン様はなんであんなに人の心を掴むのか?悪いヤツじゃないのよね、むしろいいヤツ。役者さんの魅力がそうさせるのでしょうなぁ。個人的には舞台的な所作に無駄がないなぁと思って見ていました。

瑠璃香は所作(特に歩き方)がとても美しいなぁと思いながら観てました。

耕助ってめちゃくちゃクラスに1人いてほしいし、なんなら友達にいてほしいキャラですよね。耕助がわりとあの舞台で救いになってるなーと思って観ていました。耕助と四季のあのシーン、よかった。

四季さん、前回の舞台で一番好きになったキャラクターなんですよね。今回も変わらず四季さんで私は安心した。

シャルルの「ルル姉!」が私の中でツボりました。あとエトの操演が前回の舞台からめちゃくちゃレベルアップしていたのだわ…!!

メアリーは黒木さんがやらないといけないよなという解像度でした(笑)あの、笑いを取るってすごく難しいと思っていまして、それをサラッとやっちゃうの、すごいなーって。

ワトスンは、間のコントロールがめちゃ上手いって思った。(ピコピコハンマー)

葵ちゃんが超絶かわいい。本当にかわいい。
スタイルおばけすぎて、鼻血でちゃう。
あぁ、これが2.5次元の生き物ですよ(何言ってんだ)葵ちゃんは”かわいい”という文字の中に全ての魅力が内包されている。伝われ(無理)

サラちゃんはとにかくかわいい。
なんだあれ、本当に3次元か?
クィーンズカップに向けて練習するサラちゃんの努力家なところ、いろいろと考えすぎてしまうところも、愛おしくて軽率に推せる。

リッカさんはヒーローだった。
ピンチの時に颯爽と現れて、めちゃくちゃ強いっていうキャラは私とっても大好物よー!(笑)

杉並はなんであんなに佇まいも含めて、人間とは思えないような所作ができるのであろうかと(役者さんの普段の鍛錬なのでしょうね)しかし杉並はああでなければならない。

姫乃ちゃんの話(葛木家の話ね)を今回は主軸に置いてるという話ですが、やっぱり「お役目」を担う覚悟とかそういう感情の機微がとても良く揺れていて素敵でした。
姫乃ちゃんのシーンは基本的に私は、母親の咲姫モードで観劇していたので、ひたすら母の気持ちで見守っておりました。

清隆くんは、お芝居の解像度が前回より高くなっていて、より伝わってくるものがあったなぁと。なんでこんなに裏でお芝居できてるんだ、と思っていたら、舞台裏にモニターがあったんですね!(すごい…!)

巴さん、ちょうど演出の変更がかかった時の回を観たので、どのように変わるのかドキドキしながら観たんですが、すごいね…開演時間1時間遅らせただけで、違和感ない演出って凄すぎだと思うの。

そしてサクラギさん。
一言で言えば、

愛の力は偉大だぁねぇぇぇ!

(クソデカ情緒)

私、もちろん台本全部読んだ上で観劇しに行っておりますので、ネタバレというか全部わかってるんですけど、舞台で見たら説得力がやっぱり全然ちがうというか、たけうちさんのシナリオを役者さんの身体を通して表現されるものは、もっとこう血が通っているというか。

ええもん見せてもろたんじゃ…。

【舞台まわりとかの印象】
観劇当日の座席が1階後方だったんですが、まずね飛行船シアターという劇場がすごい。天井高いなぁー、と思ってたんだけど、もともと音楽ホールなんですね。納得。
映像を全体的に投影できるホールで、外でのシーンは天井近くまで空を含めて投影していて広がりを見せていて、お部屋のシーンは逆に投影せずに狭めに見せていたりして、うわあー、こんだけ変わるんだぁーと思ってめちゃくちゃ楽しかったです。あと、背景の投影で劇場の中心点が変化したのが私の中で興味深かったんですよね。

全体的に背景を投影できるので、舞台装置がなくてもシーン転換がスムーズ…!!!本当にテンポよく話が進んでいって、ほんと飽きなかった。

あ、朝倉家の背景が出たとき変な声出そうになりましたわ。

そうそう、今回の舞台を見ながら、ゲームをやっている感覚にもなっていて、すごく私の中で新しい感覚だったんですよね。いや、舞台なんだけど、そうじゃない感じ。

【私が担当した咲姫さんと音姫さんの話】

収録の際に演出の市村さんが、

「このシーン、舞台に誰もいない状態でやります!」と仰って、

私「ヒィッ!マジですか!」と返したエピソードがあります。

私はお稽古現場を見ていなかったので、どんな演出になっているかもわからないままだったのですが、市村さんがとても丁寧にディレクションしてくださったおかげで、あのような咲姫さんと音姫さんになりました。

そもそも私が「お役目」が何かをわかっているので、そこはスムーズだったのかなと。このゲームのシリーズが大好きな人たちは最高にエモい感情が溢れたと思うんですよ。そういう展開でしたしね。

自分の声が舞台が流れてくるのを観る自分って不思議な感じですね…。キャストと観客の間みたいな感覚とでも言うのかしら。

舞台の面白さを決める7割はシナリオだと言われています。たけうちさんの面白いシナリオがまずあって、市村さんの演出でキャストさんが舞台を駆け回って……。ほんと面白い舞台を観れて、その日はとっても心が満たされました。

改めてキャスト、スタッフ、そして観客の皆様お疲れ様&ありがとうございました。

次回作も期待しています!!(気が早い?w)

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