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お産物語

出産したんですよ6月に。
もう6ヶ月になるんですけども。

って書きましたが、今、もう1年10ヶ月経ったんです。出産してから!
あっちゅーま!

そういえば今回のお産の記録を残してないなぁと思いまして。
思い出せる限り書いていこうかなと思います。
お兄ちゃん(長男)の時との違いとか。

今回、年齢なのか産後なのかわからないんですけど、マミーブレイン(産後脳が萎縮するやつ)で記憶が曖昧だったりするんですよね。言葉もなかなか出てこなかったりするし。
思い出したらその都度加筆して修正します。
では、れっつごー。

妊娠から安定期まで

実は妊娠前は、パニック障害の薬をギリギリまで飲んでいました。(私のオカンの亡き後から治療していました)しかし、当時一番少ない薬の量まで減らせることに成功していたので、その流れで断薬することは苦ではありませんでした。

今回、妊娠が分かる前から体調の異変を感じていて、「何しててもなんか気持ち悪い」が続いていました。
妊娠が確定して「あー、やっぱりね!」という感じで。

つわりが本格的になってきたのは、4ヶ月ごろです。安定期を過ぎると落ち着くなんて言われていたりしますが、私は臨月まで続きました。

ネットで「つわり」と検索すると、
いろんな種類のつわりがあるわけですが、
私が調べた限り、入院以外の諸症状全部コンプリートしました。
吐き気、頭痛、眠気、胃のムカムカ、よだれ等。
長男の時もでしたけど、頭痛がいちばんキツかったです。頭が割れるかと思ったよ。

妊娠中は薬飲むな、って言われてますけど、
タイレノール(カロナールとかと同じ成分のやつ)に散々お世話になりました。
仕事ない日はほんとずっとベッドに横たわっていました。
あと、本当に食事がほんの少ししか取れませんでした。今までの私、あんなにモリモリ食べてたじゃん!! 

つわりの時はよく酸っぱいものなら食べられるとかあるじゃないですか。いや、全部だめなの。全ての食べ物が私の敵!! でも最低限食べなきゃいけないじゃん…? 当時は泣きながら食べてました。
でもね、息子の時はもっとひどくて、果物の枇杷しか食べられない時期があったんですよね。(旦那さん当時はすまんな…あんな高価な果物を頻繁に買って来てもらって)

安定期に入って、気持ち悪さは少しおさまったけれど、食事の量が増えない。大体一人前の半分くらい。だから私の体重がまったく増えないのです。とはいえ、最近では過度に体重を増やさないことが大事だと言われていますし、私は低身長なのでむしろ病院から増やすなと言われていました。
(骨盤の大きさが身長と比例するそうで、赤ちゃんが大きくなりすぎると通れなくなってしまうため)

この頃の体の変化として不思議だったのは、とにかく甘いものが食べたくて仕方なかったこと。あんこがめちゃくちゃ美味しく感じました。(でもやっぱり量は食べられない)

逆にポテチとかしょっぱいものは全く受け付けなかったことですね。(女の子を妊娠すると甘いものが食べたくなるらしいですね)

羊水検査の話


高齢出産となる為、血液検査でスクリーニングして、羊水検査をすることに。
血液検査でリスクありとしても、羊水検査まではしなくていいかな、と思っていたタイミングで、義父が事故で亡くなってしまい、家族の精神状態がとにかく大変でして。
少しでも家族に安心材料をと、羊水検査まで進むことになりました。
(結果いかんによって、旦那さんとしっかり話し合いをしていたので賛否両論あるかと思いますが、"うちの家庭では"ということでご理解ください)
自費診療なので、アホみたいに高額だったわ。
麻酔してお腹に針を刺すんですけども、お腹の子が動きまくって羊水が採取できず、3回もお腹に針を刺す羽目に。
私は終わった後、医師に「うわぁ、二度とやりたくないですこれ!!」と半泣きで言い放ちましたとさ。
その後看護師さんが、「ほらー!これが採取した羊水ですー!」とテンション高めで見せてくれました。こういう理系大好き系看護師は嫌いじゃないです。私もそっち側の人間ですし。

その後検査結果は陰性で、染色体から女の子と確定しました。(つわりのひどさから、なんとなく予感はしてたけど)

妊娠中の葬儀の話

羊水検査の後、すぐに義父の葬儀が執り行われました。地方によりしきたりがあるらしいのですが、どうやら妊娠中の葬儀はいろいろと制限があるようで。私は、火葬場に行くことができませんでした。みんなが火葬場に行く中、斎場でひとりぼっちでお留守番でした。
お花や祭壇が片付けられていくのを1人で見ているのは少し言葉にしづらいものがありました。

体重が増えない

安定期になったら、食べられるようになるだろうと思っていたがどっこい、まったく変わらない。食べる量が増えない。ということは、体重も増えないということ。赤ちゃんも標準よりは小さめで、毎回超音波検査で成長曲線ギリギリでした。

臨月に入って、医師が「あれー?赤ちゃん大きくなってないかもー?」と、超音波検査しながら言ってきたのです。出産1週間前は3日ごとに病院へ行く羽目になりました。受診補助券ギリギリ足りて良かったよ…。

今回のお産は高齢でリスクありなので、医療環境が整っている総合病院で出産することに。家からそこそこ距離があって通うのが大変でした。近年、分娩できる病院がどんどん減っていて、家の近くに産院がなかったんですよね。
(厳密に言うと、息子を出産した病院はあったのですが、35歳以上の分娩を断っているところなのでした。)

お産当日

予定日は6/16。その日はまったく兆候なし。
あわよくば、朝倉音姫と同じ誕生日(6/17)になるのではと思っていたのだけど、6/17の朝の最後の健診でも兆候がなく。医師が「ちょっとおまじないかけてみるねー」とグリグリと産道を押すんですよ。めちゃくちゃ痛いの!

ウワアアアアアーーー(´;ω;`)

って声だしましたよね。
そしてその日の夕方から、少しずつ陣痛っほいものがきていたのだけど、間隔は均等じゃないので前駆陣痛かなーと様子見。
しかし、19時半頃に「これはもしや破水?」って感じになりまして、その日2回目の病院へ(笑)
そしてタクシーに乗り込んだ瞬間から陣痛5分間隔に。

いやいや、タクシー乗っていきなり5分間隔ってどない?

と、心の中でツッコミしながら(まだツッコミできる余裕はある)病院へ向かいました。
今回、陣痛タクシーというものを使ったのですが、運転手さんにとても親切にしていただきました。ありがとうございました。

( ´ ▽ ` )「はーい、破水なのでこのまま入院ねっ!でも、まだ全然子宮口開いてないから、早くても明日の明け方かなー。またおまじないかけとくねー!」

グリグリグリグリ…!

ウワァァァ!!
だからー!
痛ぇのよぉぉーーーー!:(;゙゚'ω゚'):

このおまじないが効果てきめんだったみたいで、6月18日0時過ぎに娘は爆誕したのでありました。おまじないかけてくれた医師は、「あらー!明け方までかかると思ったのにだいぶ早かったね!!」って(笑)

そう、今回のお産、娘が自力で出てきてしまって私1度もいきむことなく終わったのです。息子の出産の時、いきみが散々下手くそだと言われ練習していたのに!!練習損だったじゃん!

コロナ禍ですので、家族の立ち会いはできないのですが、ビデオ通話ができるとのことで連絡しようと試みましたが、旦那さんに「たぶん明け方くらいだと思うから寝ててくださーい」と連絡してしまったので、娘が誕生した瞬間は、旦那さんはもう夢の中でした(笑)
(連絡した10分後に産まれるとは思わなかったわけよ!)

旦那さんは息子を出産した時も不運にも立ち合いができなかったので、残念〜

お産後の話

自分が産んだ感覚よりも、
赤ちゃんが自分で勝手に出てきた感覚が強くて、あんまり実感なかったです。
あと、少し小さめに産まれてきてくれたこともあって、母体への影響は息子を産んだときよりも少なかったです。

産まれてきた娘さんちゃんはとっても小さくて、とっても大人しくベッドですやすや寝ていました。

「わー!お父さんに似て穏やかな女の子になりそうだわー!」と思っていましたその時は。

1歳10ヶ月になった今、大暴れです。
まさしく怪獣!
ごめん、私に似てしまった。

母体の回復は割と早かった気がします。
きっと高麗人参と鹿茸の漢方のおかげ。
貧血を未然に防ぐことができました。
妊婦さん、マジでこの二つ飲んどけ…!
回復の速さが全然違うから…!

退院後もほぼ問題なく生活できました。
しかし、哺乳瓶でミルクを一切飲まない頑固者でしたが、今では大人顔負けの食べっぷりでご飯をもぐもぐしています!

後ほど加筆、修正あります。
たぶん!

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