みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。
今日は寒い1日でした。雪が降った地域もあるようで、本来の11月の気候になったということでしょうか。
今回はこちらの読書感想文になります。
中東問題再考
飯山 陽著
目次
感想
図書館で予約してから手元に届くまで2週間かかりようやく読んだのですが、中東情勢がよくわかる教科書のような本で、最も売れているというのもよくわかります。日本人が抱くイランやトルコが親日という妄想がどういうことなのかもよくわかりますし、アフガニスタンを米軍が駐在し、女性が学校に行けるようになり、知識も増え積極的に活動したりできたのが、タリバン支配になり、以前のように家に閉じ込められている悲劇や日本がパレスチナに支援したお金がハマス等に使われて、市民にはいかないという残念な実情もよくわかりました。日本のメディアや大学教授の偏った考えが、日本人に大きな誤解を招いているという腹立たしい事実が今回のハマスによるイスラエルへのテロで中東が話題となり、連日の不可解なニュース報道の理由がわかりました。これは多くの人が読むべき本で、偏ったメディア等に騙されないように個人がしていくべきではないかと思った次第でございます。
それではまた。