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陸上混成競技でスタジアムを満員にするには

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

今日は寒くて雨で、用事があり外出しましたが凍えそうになりました。せっかくの連休ですがあいにくの天気で残念でした。

さて、陸上競技で混成競技というのがあります。成人では男子が十種、女子が七種で、走る、投げる、跳ぶ種目が含まれており、2日かけて競う競技で、記録に対してスコアがそれぞれつき、合計点数を争う種目です。非常に体力が必要で、全種目終了したあかつきには選手は皆倒れ、その後長い間競った敵が仲間となり、最後はみんなでグラウンドを1周したりして、感動的になります。ヨーロッパなどでは大変尊敬される種目です。

しかしながら日本ではほとんど知られておらず、タレントの武井壮さんが学生時代この種目で日本チャンピオンになるも、実業団からの誘いがあったものの、当時同世代のプロ野球のスターだったイチロー選手とあまりの差にやる気を失って、引退したのは有名な話です。

さらに陸上の日本選手権という王者を決める大会が近年では100メートルなどの単独種目と混成競技は日程も会場も全く分けて開催されています。昨年は6月に大阪長居で単独種目の選手権があったのですが、混成だけ5月に秋田で行われていました。

そして、観客はそれほど多くないのが実情です。選手の関係者とかが中心で一般の人にはあまり関心を持たれていないのです。

この問題を解決するには、例えばテレビとかで告知をする、とか一般的な手法では大して人は集まりません。かなり斬新な方法が必要です。
この混成競技は2日間、朝から夕方まで行います。例えば十種なら
1日目
100m
走幅跳
砲丸投
棒高跳
400m

2日目
110mハードル
円盤投
走高跳
やり投
1500m
種目の入れ替わりで、休憩がいくらかあります。

”2日間広いところ(スタジアム)でだらだらいろんなことをやる。”

ん?似たようなことありますね。

そうです。音楽フェスです。

フェスはいろんなミュージシャンがステージに上がり、観客を楽しませてくれます。フジロックとかファンは芝生の上で、各々歓声をあげていますね。
途中ぬけだしたり、出店でお酒を買って飲んだり。

そういうのをスタジアムでやったらどうでしょうか。音楽を流し、ミュージシャンが途中演奏してもいいでしょう。ファンは2日間スタジアムと外を出入り自由とかして、キッチンカーもたくさん出して、酒もバンバン売ればいい。
選手もシーンと無音よりも音楽が流れていたほうが、走ったりするときは力がでたりします。
何よりもガラガラのスタンドより、たくさんの人が観てくれたほうが、選手のモチベーションは断然上がります。

”陸上”を観に行こうというと、敷居を高く感じる市民は圧倒的に多く、逆に”音楽を聞きながら、酒のんだり、美味しい食事取ったりして、なんかグランドで人が走ったり跳んだり投げたりしてるのを見れるらしいよ”、というふうに言われたほうが、足を運ぶ人はたくさんでてくるのではないでしょうか。

とにかく、深く陸上を知らなくても、遠足気分でたくさんの人がスタジアムに足を運んでくれれば、そのイベントがお祭りみたいに毎年の恒例行事なれば、認知度も上がり、結果的にその種目の人気アップ、競技力の向上につながるのではないでしょうか。


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