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体調管理も仕事のうち:できんて

今週の月曜に

こんなことを言ったが、

その後早退して熱を測ったら37.9度あった。
実に10年ぶりの発熱である。

一晩とにかく水を飲み、氷で頭を冷やし、汗をかき、
火曜の朝には6度台に戻っていた。
水曜はいちにちゆっくり過ごした。


風邪も鼻から始まり、アレルギーも鼻から始まり
風邪でも平熱が低くて熱が出ないことが多く、アレルギーでも体が熱ってぼんやりするので
正直区別がつかない。

ただ周りに移すか移さないかの違いは大きいので、初期の鼻水の様子飲んで効いた薬の内容で判別している。
そのまんまアレルギーの薬を飲んでも効かなかったら風邪、アレルギーの薬で治ったらアレルギー である。

ただ今回は始まりが明らかに異物に対しての喉のイガイガで、初期は鼻水も透明サラサラのアレルギー鼻水だったので「花粉か黄砂」の「鼻炎」としていた。

それなのに熱はめちゃめちゃ高いし(ほてるとかいうレベルじゃない)頭も痛いし、
かと言って感染症を疑うには2日として同じ症状の日がない。

金曜の喉の痛みから始まり、土曜は無言
日曜に鼻水に転じ、月曜に発熱
火曜に下がって水曜も病み上がりなりに安定

それで今日、自分にしては高いけどまあ6度台だしな〜 咳は出るけどここで休んで甘ったれと思われても癪だしな〜 と思って出勤したら頭がめちゃめちゃ痛い。どんどんポカポカ度も上がる。これ熱上がってるんじゃなかろうか。

何がめんどくさいって体調管理の指針も「一般常識」頼りなのである。この世は。
コロナのおかげで一時期会社ごとにルールが明確になって、それを超えるか超えないかで対応が違ったり、体調悪いやつ会社にくるなマジで!の空気があったのはありがたかった。当時学生でバイトだったからかもしれんけど。

せっかくコロナのおかげで働きすぎ国家も色々風向きが変わったのに、正直元通りである。

考えて考えて気を使って多分こうだ!と考えたのに全部NGを食らった前職正社員時代、全ての二択を間違え続けたあの日々のことが忘れられない。
一般常識とかいう社会人の中にしか無くて、そのくせ1日でも年度を跨いで学生から社会人になった途端完璧にこなすことを求められて(一般常識なんて言葉を持ち出してくる人は大抵少しの逸脱も許してくれない)、そのくせ不文律の決まり事。

やってられんのだが。

頭は痛い。痛いけどこの場にいないとお給料はもらえない。いない時間だけお給料は減る。

体調を崩した時正社員じゃないと不安定だとかいうけど、順番が逆だ。
体調を崩さないやつが正社員になれる。
正社員は体調を崩しても安定しているのではなく、体調を崩さない安定したやつが正社員にさせてもらえるのだ。
安定したやつは目こぼししてもらえるけど、そもそも正社員になったけど安定してないなというやつは非難の目で見られる。


前の職場は良かったかもしれない。有給がないうちの体調不良を給与から引かないでいてくれた。有給がないうちでも休んでいいよと言ってくれた。大雨の日はリモートでも良かった。

だけど私が会社で2番目に家が遠くて、そういう優しさはおそらく専務からくるもので、その専務は私と入れ替わりに定年で非常勤になってしまった。

制度として本当にありがたかった。毎月カレーの日はあるし。
でもそんな会社でも一部の なんというか 全部の二択が私と違う人たちからは仲間はずれにされるし、そもそもその人たちには新人は仲間はずれにするものだった。
そして全ての二択で意見が分かれるので、まあ陰口も叩かれたし直接も言われた。正直全部「違ったのか」と思うばかりで、何回やっても初見クリアができなかった。

合わなかったといえばそれまでだ。


今でも正社員の待遇は恋しい。正社員というより、あの会社のあの優しい待遇が恋しい。
でもあの優しくない空気と天秤にかけて、加速度的に体調を崩していたのも事実だった。

今は正社員じゃなくなった。体調を崩せば崩すだけ給与は減る。でも普通の正社員もそうなのである。

とりあえずもうできることはしていて、できる限り寝て頑張れる限り食べて、アプリで運動もするようになった。耳鼻科も産婦人科も心療内科も行ってる。

もう仕事の範囲でできる体調管理はしてるんじゃなかろうか。

全部を管理しようとするのをやめたらいいんじゃなかろうか。


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