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ソメイヨシノに想う

俳句の世界では「花」というと桜を指す。
多分だが、その桜はソメイヨシノだろう。

多くの日本人が好きな花。それが桜。ソメイヨシノだ。
何故か、最近は開花時期が早まり、3月の半ばくらいに咲いてしまうのだが、入学式に似合う花だ。


某年4月7日

今ではどうかはわからないが、私が会社員だった昭和の時代は新入社員と花見などもあった。
上野公園、目黒川、多くの名所がある。


だが、私は悲しい想いも抱いてしまう。それが桜だ。
それはソメイヨシノは全て接ぎ木。つまり、クローン。


昨今、毒親だの、発達障害だの。昭和までなら普通に過ごしていた事がなんか大袈裟になっている気がする。
子どもを作るのを怖れる人も増えているような。
だったら、優秀な人間だけがクローンで生み出され、そんな社会がいいんじゃないのか?
なんて思ったりするのだ。

多様性だ、なんだと口先だけの世の中になってきた気がするこの頃だ。


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