紫陽花の青が美しい 鎌倉市 臨済宗建長寺派宝福源山明月院 私の百寺巡礼128
そうだ、まだ間に合う!紫陽花を観に行こう!
紫陽花と言うと!やはり鎌倉の明月院だ。
実を言うと、自宅の最寄り駅からは乗換なしで鎌倉に行けるのに、大船にはよく行くのに、鎌倉には滅多に行かなかった。
それはきっと、出かけるのは好きであるが、人混みが嫌いな故だからだろう。鎌倉駅、北鎌倉駅周辺の込み具合は半端ない。
イヤイヤ。そんな文句を言うなら、コロナ禍の人が空いている時期に来たら良かったやんかー。のツッコミが聴こえてきそうだ。
うまいこと他人が入らないように、写真が撮れたが、実は駅からずっと行列であった。皆さん、考えることは同じ。
明月院の紫陽花でインスタ映えしたいんじゃーー。
梅雨の合間の日曜日。交通整理の人は大忙し。
こちらの若い男性は、顔は出せないが、ダイアン津田そっくりで、ゴイゴイスー!をしていた。
明月院は、禅興寺という寺の塔頭であったが、本体の禅興寺は明治初年頃に廃絶し、明月院のみが残っている。
禅興寺の起源は鎌倉幕府5代執権・北条時頼にまで遡る。時頼は別邸に持仏堂を造営し、最明寺と名付けたが、時頼の死後は廃絶していた。時頼の息子の北条時宗は蘭渓道隆を開山としてこれを再興し、禅興寺と改名した。
空より尚 青き紫陽花 鎌倉よ
紫陽花の花に目を奪われる人も多い中、やはり、ここはお寺なのだ。
明月院やぐらと呼ばれる、洞の中に掘られた羅漢堂は素晴らしい。羅漢堂に感動!
この看板に悲しいものを感じるのであった。
お願いの 看板悲し 紫陽花寺
臨済宗建長寺派福源山明月院
神奈川県鎌倉市山ノ内189
JR北鎌倉駅より徒歩10分
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