桜前線に乗って北に?
東京、横浜と満開の桜を十分鑑賞した後、
アカン。もう引きこもりは終わり。寒気団は過ぎ去った。日も伸びたし、日帰りでゴイゴイスー!
と、休日の列車に。
ここは群馬県沼田市。
真田十勇士、真田太平記、真田丸。。。などなど、ドラマ性ある兄弟。兄の信之が治めたのが上州沼田城なのだ。
どちらもNHKドラマで真田信之を演じた時のもの。
春眠暁を覚えず?イヤイヤ。ついつい、日曜日だけは朝寝坊出来る!などと思っているもので、寝過ごしてしまい、予定の時刻を10分ほど遅い電車にとなってしまった。ここが東京、神奈川と違うところで、1時間に1本の電車。
横浜駅から高崎駅までは乗換なしで楽になったとはいえ、時間はかかる。
そんなことで大宮駅から高崎駅までと新幹線を使うのであった。
そういえば、思い出したのだが、私の学生時代、まだ東北方面に新幹線が開通していない時代だったのだが、熊谷駅から大宮駅までの急行があり、あれは便利だった。新幹線が開通後は急行は廃止?各駅停車は時間がかかる。
北へ行くのに大宮駅から新幹線利用は初めてであったが、いやーーー、東京駅、上野駅に比べて楽過ぎる。在来線からの乗換が簡単なのだ。
都内の場合、御朱印を貰う神社、寺院の写真しか撮らない。だって、風景が楽しくないんだもーーーん。
残雪白き谷川岳とソメイヨシノの淡いピンク色がなんと映えるのだろう。
駅から歩く事約10分。榛名神社に到着。大きな鳥居がカッコイイ。
詳しくは、こちらに。
沼田城址公園には、「聞いてないよーーー」という、坂を登って行くのだ。
榛名神社から沼田城址公園に行く途中にあった古峯神社は小さいながらも、昔からの清さを感じる。
満開の桜と美味しい空気。端的に言って幸せ過ぎる。都内でただただ御朱印ラリーをするのは少し疲れていたのであった。
沼田城は、群馬県沼田市にあった日本の城。1976年3月30日、沼田市指定史跡。幾つかの守護城に囲まれた堅城である。沼田氏の居城として建築され、戦国時代後期から江戸時代初期にかけて真田氏の沼田領支配の拠点として機能した。沼田藩の藩庁。はじめは倉内城と称した。2017年には、続日本100名城に選定された。
改めて、真田太平記をめくる私であった。
須賀神社へと。
真田氏は沼須天王宮を天正18年(1590)に鍛冶町の北に移し、慶長17年(1612)には、初代藩主真田信之が町割りにあたり神社を現在地に移しました。
寛永年間(1624~44)の2代藩主真田信吉の時代には、競馬の式、御輿巡行などが行われ、6月23日から25日の3日間が祭りの定例日となりました。
素戔鳴尊が出雲国須賀邑にいたことから、明治元年(1868)に須賀神社と改名。本殿裏には群馬県天然記念物「須賀神社の大ケヤキ」があります。
(沼田市観光協会)
須賀神社から徒歩2分。かつては別当であった天台宗金剛院へ。
詳しくは、こちらに。
この辺りは昔からの集落があるからか、小さなお寺と神社が集まっている。
愛宕神社
沼田町内に火災が頻繁に起こったのを鎮めるために建立された。無資格社であったため、川場村の諏訪神社を合祀したため、正式には、諏訪神社であり通称が愛宕神社。(地元の方より)
日蓮宗妙光寺。
創建年代は不明である。ただ元和年間(1615年 - 1624年)に日守が再興していることから、それ以前に存在していたものと推測される。
1667年(寛文7年)、慶寿院(沼田藩第2代藩主[2]真田信吉の側室)によって、山号が「慶寿山」となった。1670年(寛文10年)、日統によって再再興された。日統は古河妙光寺の住職であった。これまで「本隆寺」という名称であったが、古河の寺にならい「妙光寺」に改称した。
浄土宗了源寺さん。ここも桜が見事であった。若き日の法然上人さま。
そして、群馬県道269号を高崎方面へと。岩本駅まで行き、高崎行の上越線をと計画していた。
バス停は所々にあるのだが、時刻表がない。
えええええ?太川陽介さん風に。
こちらは、住民の為にある予約制のバスのようなのだ。
ということで!歩きます!!
こちらは、沼田市ではなく、昭和村になる。利根川と谷川岳がこれまた映える。
雄大な利根川。
野原に美味しそうな大麦若葉。はいい。うちの猫と保護猫施設の猫たちに土産ですうう。
こちらは、昭和村の川額八幡宮だ。
武尊信仰とならび秋の稔りや養蚕の神様として盛んな諏訪信仰にちなみ、利根沼田地方の各地域でいろいろな祭りが行われています。昭和村では、毎年9月28・29日を目安に川額八幡宮で豊年踊りとともに賑わいをみせます。(昭和村のページより)
祭の写真を見ると、真田家の武将の名前がある。やはり、この辺りは真田家とゆかりがあるようだ。
パソコンのGoogleマップで調べて行ったのだが、実際に行ってみると
「きいてないよーーー!」というくらいの坂を登っていくのであった。
リュックの背中が汗臭い中、見上げたソメイヨシノのなんと美しいことよ。
息切れし 見上げる桜 八幡宮
岩本駅に到着!
こちらの駅。昭和の時代、グリコセシルチョコレートのCMで使用され、堀ちえみが訪れている。
残念ながら、駅舎がすっかり変わってしまって面影はない。
沼田市、昭和村と、飲食店がなかったんだよーーーー。
持ってて良かった。行動食。ペットボトルも3本ほど持って行って正解。
ということで、高崎駅でやっとこさ買い物。
味噌パン。美味し過ぎる。こちらは、沼田市のフリアンベーカリーで作られているのだが、沼田インターチェンジ近くにあり、電車で行動する人間にはムリかな。高崎駅改札を出るとすぐ駅ビルで、かなり大きい群馬県土産ショップがあるので。そこで購入。ついでに群馬県土産はここでまとめ買いがお勧め。
帰宅後は達磨弁当で。達磨弁当の元になった高崎市の黄檗宗達磨寺に絶対に行く!!そんな決意を持った日帰り旅であった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?