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東照宮の入り口 日光 天台宗鉢石山無量寿院観音寺 私の百寺巡礼120
日光駅から日光東照宮までバスやタクシー、車を使わず、歩くのもなかなか良いものだ。
ここ観音寺は、いわば日光東照宮の参道としての役割も持っている。
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ちょっと小高い所にある。坂道の写真撮影を失敗してしまった。
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下の駐車場から見上げた感じだ。クレマチスの花が鮮やかであった。
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この寺は、今から約1200年前の、弘仁11年(820年)、弘法大師空海によって開かれました。山門前の右手の坂道を登ると、見晴らしのよい丘の上に、空海自刻の千手観音の御堂「大秘殿」が、ひっそりとたたずんでおります。
この御堂に向かって。日光の街の大通りが真っ直ぐに走って参ります。
「この真っ直ぐな道のように迷わずに、この観音様にお祈りしよう。鉢石のように堅い近いを立てて、我々を守ってくださる観音様が、ここ鉢石の山にいらっしゃるのだから」
みちすぐに まよわずいのれ はついしや かたき ちかいの あるに まかせて
古くから歌われてきた、この観音様のご詠歌です。
この寺を吟じた俳人、甘海の句がございます。
うぐいすの 声みあぐるや 観音寺
よじのぼる 山や大悲の風薫る
毎年、8月9日午後3時から。この御堂の秘仏千手観音さまの扉が開かれ、お護摩が焚かれます。
この寺は、その後江戸時代、東照宮が鎮座された時、その門前町・鉢石宿の香華院として、慈眼大師天海大僧正から
「鉢石山 無量寿院 観音寺」
の三号を頂き、天台宗・輪王寺の直末となりました。
毎日、夕方午後6時、人々の幸せを祈って、暮六つの鐘を打ち鳴らしています。
(頂いたパンフレットより)
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ここの石段を登って行くと、弘法大師様が自ら刻まれたという、千手観音の大秘殿がある。
本当は、リュックを庭にも置いて、ここの石段を登るのがいいのだろう。
雨が止んだり降ったりの状態で滑るかな?とか、疲れた、ムリ、などの理由をつけて登らず。。。
次回は絶対に登りたい。
多くの人は、日光東照宮、輪王寺に向かう。自分もその1人でもあったのだが。駅に近いにも拘わらず、ここは本当に観光客の来ない静かな場所であった。行く価値が大いにあるというか。
植物の供養塔を観ながら、西洋的思想のヴィーガンの方たちの主張を思い巡らした。彼らは、植物の供養など思いもつかないだろう。
小欲知足の文字を見ながら、行き過ぎた資本主義をも思った。
とても良いお寺であった。
住職も素敵な方だった。
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天台宗鉢石山無量寿院観音寺
日光市上鉢石町1003
東武日光駅から徒歩15分
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