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芭蕉の句に遭いに 金沢市 浄土真宗真宗大谷派願念寺 私の百寺巡礼61

松尾芭蕉の句碑を求めて全国を歩き回るオバちゃんの私。
ここ、真宗大谷派の願念寺には、芭蕉の句が目的で来たのだった。


実は、バスを降りて、寺町寺院群の中では一番初めに訪れた寺だ。
浄土真宗なので、もちろん御朱印はない。

金沢を中心とする北陸は「真宗王国」と五木寛之先生は書かれていた。駅近くの本願寺金沢別院はバスから観ただけで残念であったが、見事なものであった。
こちらの寺院を訪れた際、髪の毛のふさふさした袈裟を羽織った僧侶が寺に入るのを見かけた。
「さすが!真宗や!」
この自由さが真宗の良さであり、他の宗派には受け入れてもらえない面かもしれない。

門前に松尾芭蕉の「塚もうごけ我が泣く声は秋の風」の句碑があった。
この句は奥の細道の旅の途中、弟子・小杉一笑の死を知って詠んだ句だという。

来て良かったと思う寺であった。

真宗大谷派願念寺
石川県金沢市野町1-3-82
城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス「広小路」バス停から徒歩約2分

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