祖父東条英機「一切語るなかれ」~読書記録417~
増補改訂版 祖父東條英機「一切語るなかれ」 2000/3/10 東條 由布子 (著)
「沈黙、弁解せず。一切語るなかれ」を家族に遺し、東条英機元首相はすべての責任を負い処刑台に登った.。戦後50年、その掟を解き、孫娘がここに記す東条家の戦中戦後。数々の新事実を通し、人間東条英機の姿が浮び上る。映画化(「プライド運命の瞬間」)の反響、出版後に寄せられた手紙等を新たに収録した増補改訂版。
東条英機はA級戦犯として責任を負ったわけであるが、本当に彼が一番の戦犯だったのだろうか?ずっと何年間も個人的に思っていたことである。
A級戦犯でありながら、児玉 誉士夫、岸信介など恩赦を受け、何の罪の意識も持たずに日本を動かしている。そんな例もある。
昭和天皇から信頼されていたのは、その真面目さゆえであろう。
孫にとっては、とても良いお爺ちゃんだったのだ、そんなことがわかる本であった。
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