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公共交通機関にホテルと 目指せ!旅名人

6月に旅をした愛知県岡崎市、名古屋市では思惑外れがあった。
旅の前には「ここはタクシーでショートカット」
などと安易な計画を立てていた愛知県岡崎市&名古屋市。

えええ?タクシー通らないやん。
どうする?松潤!の岡崎公園やで。
名古屋城近くの国道やで。
仕方ない、と歩くーー。地下鉄、バスと。

そう!愛知県では
「タクシーを使わないような旅の計画をする」
事を知ったのだ。
人生は勉強や!

そして、6月終わりの山形県酒田市。

酒田駅から約2㎞の日和山公園。
こちらは、おくのほそ道で芭蕉も来た場所で、酒田港の前にある。
行く時は駅から歩いた。そして、帰りはコミュニティバスのるんるんバスで駅まで帰ろうと思ったら。
なんと!!15:30で終わり?なんやねん!!

はいいい。疲れた。と、汗もかきすぎたことだし、港の見えるカフェに。


港のカフェ〜の椅子で僕は、ふと目を伏せながら珈琲飲むよ♪ 大滝詠一


さあ。歩いて駅まで行くか。。。
と、そこにお客様を降ろされたばかりの空車のタクシーが停まったじゃないか!
私は乗り込み、酒田駅まで告げた。
すると、ここで無線が入る。
「すみません。予約が入ってしまいまして」とな。
「わかりました。じゃ、降ります」と。
で、駅まで歩く事になったのだ。
私は、ここでお金を1円も払わなかった事を感謝せねばならないだろう。
酷い会社だと、ガソリンを使ってもいないのに基本料金を払わされる事もあるだろう。

さてさて、歩きだして私は気づくのだった。
なんやーー!傘がないやんかー!
太平洋側と日本海側の天気は違う。その事を思い知った今回の旅でもあったのだ。関東は晴れでも日本海側は雨であった。
秋田新幹線では岩手県の途中から雲が違ってきたのだ。
そんなわけで、仕事場のメンバーが数回使ってポイ捨てしたビニール傘を持って旅に出た。どこかで強風で壊れてもいいと思っていたものだった。

流石に歩き疲れてしまい、酒田駅の近くでは歩道にあった小石につまづき転倒しかけて、
「滑ったやんかーーー」
と、キレる、キレる。
ああ、なんていう悪人や。


やっと到着の酒田駅。

私の宿泊施設の選択基準なのだが、「大浴場がある」をトップに持ってくる傾向がある。
ビジネスホテルの浴室でのシャワールームが苦手というのもあるのだが。
今回もそういう事で、酒田駅から歩ける範囲内で大浴場のあるホテルをと予約したのだ。

だが!パソコンのGoogleマップと実際の現地との違いが。。。
スマホで見ても歩けそうになし。
徒歩20分。車で5分なのだ。
いつもなら歩くのだが・・・

駅のタクシー乗り場には1台もタクシーはなし。
ええええ?西武秩父駅じゃ考えられんわあ。
札所に行きたい、宿に行きたいなどで、かなりのタクシーあるもの。
横浜、東京では街を歩いていると、空車のタクシーにすぐに乗れるし。

駅に停車していたタクシーの所に行くと、高齢者ドライバーが
「ダメダメ!これは予約車だからね」と。
「すみません。じゃ、タクシー会社の電話番号を教えていただけますか?タクシー乗り場に書いてないんです」
と、訪ねると、
「駅に行って、駅員さんに聞いたらええんちゃうか?」←東北弁

はいいいい。
駅員さんは、忙しそうなので、スマホでタクシー会社を検索。
すると、何やねん!遊佐駅とか遠いやんかーーー!
と、キレていた私に山形の親切な男子高校生たちが
「大丈夫ですか?スマホ検索慣れていないんじゃ。。。手伝いましょうか?」とな。
はいいいい。私は、note、ホトカミ、インスタ、Twitterですら、パソコンユーザーのスマホ使えないお婆さんやねん。
駅では駅員さんにタクシー会社が書いてある場所を教えて頂き、電話をかけまくるも全滅。

これはチェックインの時間がまずいかな、とホテルに電話をした。

ホテルに電話すると、
「東京本社のサービスセンターに掛けてくれ」のアナウンスと共に切れてしまい。
「電話代、返せやーー」と思いながらも、
夕食はないし、多少遅れてもいいかと開き直ることにしたのだ。

最後に掛けた会社は
「今、何台か駅に向かってますので、送迎代なしで大丈夫です」
とのこと。
高校生たちにお礼を言って、タクシーに乗り込んだのだった。

救われたのは、そのタクシー運転手さんがとても良い人だったことだ。
日和山公園でのタクシーから降りた話をすると、
「それは乗車拒否だ。自分の会社ではあり得ない。今は、SNSで何が炎上するかわからないし、タクシー会社や番号を控えられたらもうアウト」と。
そうか、そうだったのか。
私の顔が醜いから乗車拒否されて当然と思っていたよ。
世の中は外見や!

予約のポイントとなった大浴場であるが、ちょうど1人だった為にゆったりと浸かれたが、2人以上はムリかな?と。
何よりも、あんなに新潟駅での乗り換えが楽とは。。。。


こちらは新潟駅で撮影したものだ。右側は、酒田駅からのいなほ号。左は新潟新幹線だ。改札1つで済む。私の場合、事前にSuica登録をしており、タッチでゴイゴイスー!と新幹線に乗れる。
酒田駅はSuicaが使えない為に、紙の乗車券を購入したのだが、新潟駅では紙の乗車券を入れると同時にタッチでゴイゴイスー!で良いのだ。
おおおおお!
函館北斗駅、秋田県大曲駅。在来線からの乗り継ぎでは、一旦駅から出て、タッチでゴイゴイスー!だった。
新潟、最高!コシヒカリ毎日買うううう。
いなほ号から新潟新幹線の乗換は1分!!
ううむ。ということは、前日の夕方の5時過ぎに、いなほ号で新潟に行き、新潟新幹線で東京に帰れたな。
ムリに酒田に宿泊する事はなかったやないですかあ。

酒田駅からホテルまでタクシー代1250円×2で、御朱印巡りが5社出来る。

さてさて、ここで、宿泊施設選びのポイントであるが、車でない場合、駅から近い場所にすべし!
しかも、愛知県三河安城駅やら酒田駅やらの温泉地でない場合、無理に大浴場を求めるな!だ。
あちこちと目的地が多い独り旅なら、安いビジネスホテルでシャワーだけで充分なのだ。
思えば、温泉地ではない場所で大浴場を求めて失敗したかな?は、これまでにもあったのだ。
和歌山市と金沢市の某ホテルチェーンだが。長野駅、他は良かった為、全部が悪いわけではない。
ただ、たまたまだろう。日本語、英語と話せないようなアジアの方がうるさいのと、客室数の割合に比べ、浴場も広いというほどでもなし。ただお湯を張っただけなので、垢が浮いていたのだ。
多分、これなら、部屋でシャワーで良かったのかもしれない。

そういう思いに至ったのは、5月に訪れた奥日光の湯元温泉があまりにも素晴らしかったからかもしれない。
夜中でも風呂に浸かれるのは、加水、加温してないからなのだ。
新幹線の飯山駅からバスで1時間ほどの場所にある野沢温泉も温泉が素晴らしかった。わざわざ来て良かったと思った。夜中に真っ暗な露天風呂に独り湯に浸かるし至福よ。

秋田県象潟の源泉は水であった。硫黄の匂いはするのだが冷たいのだ。
当然、加温にはお金がかかる。だから夜の11時から朝の6時までは入れない。

愛知県の場合、名古屋駅で新幹線に乗ってから私の部屋に戻り、猫のシスを膝に乗せるまで1時間半であった。距離にしたら、大宮駅よりもずっと遠いのに、なに、この速さ。
なにしろ、名古屋駅から新横浜駅までは1駅。今後はリニアモーターカーの開発でもっと速くなるようだ。
そして思った。
名古屋は日帰りで充分と。
三河安城駅では全くどこも観ていない。土産なども買っていない。
駅の周りはスーパーすらなかったのもある。コンビニも、ちょっと・・
名古屋、岡崎が高かったので安い三河安城にしただけだ。
泊まりにするとなると荷物が増える。
しかも、なんと!常備薬を忘れて行ってしまい、パニックになるわ、それで頭痛が夜中から帰宅時までするわ、と。

そう。今後は、旅の目的をもっと明確にしよう。
人生は勉強や!


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