訳者が違うと。。。~読書記録44~
アメリカでドラマ化され、日本ではNHKで放送された有名な「大草原の家」シリーズ。
上は恩地三保子先生訳。大正生まれの方で、当然もう亡くなられている。
ローラの少女時代の話で、福音館書店より。戦後、GHQに翻訳を許されたキリスト教的なものである。
下は、ローラの青春時代~結婚生活を。訳者は戦後生まれの谷口由美子先生で、まだまだ健在だ。
今、ツイキャスにて朗読をしているのだが、恩地三保子先生には申し訳ないが、かなり苦戦している。出て来る言葉がわからないのだ。
言葉遣いも「ほほづえ」などとあり、「ほおずえ」と読み直している。
アルマンゾの兄は、谷口先生訳では「ロイヤル」恩地先生訳は「ローヤル」これも谷口由美子先生訳に統一した。
現代の日本人では「ロイヤルブレッド」「ロイヤルホスト」など、ロイヤルの方が慣れているし、言いやすいのもある。
こちらは、恩地先生訳では、「ウインターグリーン」とされていた。
「ヒメコウジ」ならわかるのだけど。。。ヤブコウジの仲間で、よく見かけるので。
ハーブの精油に使うらしい。
同じ外国人作家であっても、訳者が違うと全く違うのだな。。。
そして私は、星の王子さまは、違う訳の本を持っている。