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滋賀県でゴイゴイスー! その2 京阪線の旅

滋賀県・琵琶湖の西側を巡る旅。
京阪線石山坂本線という、正に寺社仏閣巡りの為の路線があるのだ。

滋賀県大津市の石山寺から同じく大津市にある坂本比叡山口までの短い路線だ。
全部、大津市やないかーい!!
どこまで、平成の大合併で大津市になったんやー!
とツッコミを。

さてさて、私の宿泊した場所は、やはり大津市にある雄琴温泉だ。


ホテルの部屋から琵琶湖を臨む。

朝霞 叡山観えぬ 琵琶湖かな

なんと!!宿の送りのバスで駅に向かうも、1分前に電車が行ってしまった。仕方ない!30分も待っていられるかいな!と、タクシーで京阪線比叡山坂本口駅に独り向かうのであった。
さあ!京阪電車オタクになるぞお。

その慌ただしさは、こちらに。


生源寺の隣にあるのが大将軍神社だ。元は密接な関係があったようだ。


麓にある日吉大社、日吉東照宮と参拝し、さあ、雪があるかもしれない山を歩いて登るぞ!にならないのがヘタレの私であった。

ケーブルカーに乗って、目指すは比叡山延暦寺!!

こちらに詳しくは。


比叡山を下り、麓の蕎麦屋さんに。京阪線比叡山坂本口駅の近くにある鶴喜蕎麦にて食事を頂く。美味しい。
こちらの店は、横浜市にある天台宗のチョット悪い和尚さまに教えて頂いた。この外の建物からして歴史を感じる。


京阪線比叡山坂本口駅はデザインだユニークだ。

実は、前日から頭が痛くて、痛くて辛かったのだ。
ロキソニンは飲んでいたが、治らなかった。いつもの肩こりから来る緊張性のものだろうと、肩に塗り薬やら湿布。熱めの温泉で温まるも、治まらず。比叡山延暦寺に行くも本調子でなかったのだ。
ここで、駅にて、缶コーヒーを購入。
なんと!!頭痛がなくなり、楽になってしまった。
そうなのだ。長浜で大汗をかきながら歩き回っていた時、トイレが心配で水、カフェイン(利尿作用あり)を摂取せずにいた。
更に、宿で出されたのは、緑茶ではなく、ほうじ茶であった。
石川県でもそうだったのだが、北陸、近江は、ほうじ茶文化なのだろうか。ああああ!落ち着くううう。そうか、カフェイン中毒だったのか。と、納得。
その後は、とても体調の良い旅となった。

どこに行こうかと悩みつつ、とりあえず、京都に出たいもあり。終点の石山寺駅に。


石山寺駅という名前の通り、東寺真言宗の石山寺の前にある。
と、思ったら、かなり歩くやないかーい!!


石山寺と言ったら~。弘法大師様に紫式部。この場所で紫式部は、あの源氏物語絵巻を描いたのだ。

詳しくは、こちらに。

石山寺の前には幾つかの店が並んでいる。巣鴨や川崎大師のような賑やかではないが、落ち着いた雰囲気の店ばかりだった。
うるさくもなく、規模も丁度良い。
何しろ、京都と違い、滋賀県は外国人観光客が殆どいなかった。
ゆっくりと花を楽しみ、古からの風景、建物を感じ、心落ち着く事が出来た。

そして、叶匠寿庵・石山寺店でしか扱っていない石餅が美味しいのだ。
端的に言って、幸せ過ぎる。

帰りは、石山寺のすぐ前にある京阪バスでJRの駅に行こうと思っていたら、1分前に行ってしまったとな・・・・
のんびりと、スイーツを眺めて、石餅を購入し、叶匠寿庵で
「すみませーん。バス停はどこですか?」
などと、聴いていた間にゴイゴイスー!と行ってしまったわけだ。
そこはもう、あちこち廻りたい目的でいた為、通りがかりのタクシーを利用した。
このタクシー運転手さんがもう神であった!
この辺りのバス時刻がしっかりと記憶容量に入っているのだ。
JRの駅に着く頃には、
「次の時間は」
と教えてくれたのだ。
この神対応には、感激した。
あ、タクシー会社と運転手さんの名前を何故にメモしなかったのか。残念。
やはり、認知症が・・・・


そして、翌日・・・
JRおごと温泉駅からJR線に乗り、JR大津京駅下車。
そちらからタクシーで近江神宮に。
京阪線の駅からはタクシーはありません!と近江神宮のページにあり、JRの駅からならタクシーはあるだろうと思ったのであった。
タクシーは駅前に並んでいた。やはり、知らない土地では有難い。



近江神宮は思っていたよりも人が少なかった。京都の神社の外国人観光客に疲れたからだろうか。心静かに参拝出来た。
ここに来た目的は、何と言っても松尾芭蕉の句碑だ。

唐崎の 松は花より 朧(おぼろ)にて(野ざらし紀行より)

なんと!この唐崎とは、JR比叡山坂本駅とJR大津京駅との間にある唐崎駅から少し歩いた琵琶湖沿いの事なのだ。
唐崎神社もある。

南無三!(ブラック・ジャック風に)
チェックしてなかった。

それはさておき、近江神宮境内は素晴らしかった。

詳しくはこちらに。

次は、京阪線で三井寺や!ゴイゴイスー!と行きたいところだが、さてさて、京阪線の線路は見えるのに、駅がわからないという困った事態に遭遇する。
近江神宮近くにいた何人もの人に聴くがわからない。
多分、この辺りは車社会なのだろう。だいたい、ガソリンスタンドで聴く私が間違っているのか?

5人目の高齢者男性が、ようやくわかりやすい道を教えてくれた。なんだか、住宅街を思いきり回り道をしないと駅にたどり着けないという・・・

やっと京阪線近江神宮駅に到着。


ICカードをタッチする場所がわからない。困り果てていたら、駅員さんに遭遇し、教えていただいた。ありがとうございました。

ということで、無事に出発。三井寺駅までは3駅だ。


三井寺駅からは、徒歩で三井寺に。
その前に、神社が2つあったので先に参拝した。


ウサギ好きにはたまらない三尾神社。


保育園児にギャグをするも滑りまくりの長等神社。

この2つは、江戸時代までは、三井寺と密接な結びつきがあったのだ。明治維新後の神仏分離令により分けられはしたが、地方では緩いかも?とも思えた。どちらの神社からも三井寺への受付がある。つまり、三井寺は受付入口が2か所あるのだ。


長等神社からの入り口
三尾神社からの入り口

詳しくはこちらに・・・

京都駅に出るに当たり、今回は京阪線膳所駅で降り、JR膳所駅へと乗り換える。目の前にある為、こちらは迷わない。



ぜぜとは読めなかった… 滋賀県大津市。 ゴイゴイスーです!
しかも、ここは京都府なのかと思い、JR膳所駅のホームで近くにいた高齢者男性に
「ここはどこ?」
と聴く始末でもあった。ああああ、ボケ予防の御守りの効き目は何処に?
滋賀県大津市だと親切に教えて頂いた。
お礼と共に、ゴイゴイスー!と津田のギャグをして滑る。。。

思うに、本当に滋賀県の人たちは親切であった。

本当に感謝と楽しい旅であった。

しかあし!
唐崎神社を逃したのが心残り。ということで、又近いうちに、ボケる前に来たいと思うのであった。


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