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大島渚監督を想う 鎌倉市 臨済宗建長寺派 建長寺塔頭幽谷山回春院 私の百寺巡礼167

建長寺は広い。なんと言っても奥行きがある。山の上にまで上がるくらいだ。
その建長寺には幾つか塔頭と呼ばれる寺院がある。本山に対する末寺みたいなものだろうか。


その1つで半僧坊への道から入った所にある静かなお寺が回春院だ。 本堂の前の大覚池には大亀がいるという伝説があるそうで。

回春院は、鎌倉五山第一位建長寺の塔頭のひとつ。建長寺21世、仏覚禅師・玉山徳セン(王ヘンに施)(1225-1334)の同寺退院後の塔所として創立された。建長寺の奥、半僧坊へ向かう道を途中から右に折れ、しばらく進んだところにある。背後に手付かずの広大な谷戸を擁し、その寺域は6.3㌶を超える。寺域には多くの「やぐら」が点在し、また江戸時代までかっての回春院があったとされる跡地もある。17世紀に編纂された「新編鎌倉誌」には本堂前の大覚池に大亀が常に居るという伝説が記されている。 「幽谷山・回春院」の名は建長寺開山、大覚禅師・蘭渓道隆の語録にある「深山幽谷の面々は春に廻る」という言葉に因んだもの。(ガイドブックより)


この石段を上がるのだが、お墓参りの方に配慮してだろうか。
墓地は、この下、車や車椅子で来られる所にある。
こちらの回春院であるが、私の目的はというと、大好きな大島渚監督のお墓に来ることであった。


こちらは、、大島渚監督の御両親の代からのお墓となっている。

こちらが、大島渚監督1人のお墓のようだ。


お墓の横には、お参りに来られた方の名刺入れが置かれている。小山明子さんならそれを整理して御礼を書きそうだなと思った。


石段を上がり本堂に行く。


境内には、可愛らしいお地蔵さまがいくつかあった。

大覚池は幻想的な感じで、山の中にある静かな場所であった。


秋日和 渚と地蔵 鎌倉や

臨済宗建長寺派建長寺幽谷山回春院
神奈川県鎌倉市山ノ内67
北鎌倉駅より徒歩25分(建長寺門にて入館料要)

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