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いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか 立花隆~読書記録351~

知の巨人が遺した、今を生きる人へ贈る言葉

知の巨人が遺した、今を生きる人へ贈る言葉

2021年、惜しくもこの世を去った知の巨人・立花隆。
彼が全生涯をかけて追ったテーマは、
人はどこから来てどこへ行くのか……?
人間とは何か、生死とは何か、人生とは何か?
そしてよりよい人生のためには
どう生きればよいのか?どう考えればよいのか?
知の巨人の思索の旅と、読者へのメッセージを一冊に凝縮。
池上彰の解説とともに贈る「21世紀の君たちはどう生きるか」
生きるとは、旅すること。考えること。立花隆の膨大な著作のなかから
厳選したテキストをダイジェストで収録。
彼が終生追い続けた
人間とは何か、死とは何かを振り返り
そこから「ではなぜ、どのように生きるか」を
学んでいく一冊となっています。
書籍の冒頭、立花隆の思索世界にいざなう解説文は
同じくジャーナリストである池上彰氏による書き下ろしです。
この本を読めば見えてくる、
限られた人生の正しく、楽しく、おもしろい生き方。


まさに立花隆先生は知の巨人だ。
比較してしまうと申し訳ないのだが、同じ東大卒の茂木健一郎先生と比べてレベルが違い過ぎる。
まあ、最近の東大は、オカルト大好きな参政党の矢作直樹医学部名誉教授、草津町の元議員新井しょうこ氏に加担して黒岩町長を追い詰めたフェミニストの上野千鶴子名誉教授みたいな方ばかりなので、時代が違うのだろう。

この本を読みながら思った。
あとどのくらい健康寿命があるかの予測をたてる。と言いつつ、明日事故死してしまうかもしれないが。
限られた時間。それをどう使うか。どのくらい本が読めるか、旅が出来るか。
すると、どうでもいい事をネットなどで言って来る人に構う時間なんかないなと思った。

私は立花隆先生のようにはなれないが、もっと本を読みたい。今からでも学んでいきたい、そう思うのだった。


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