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日本の風俗嬢~読書記録220~

ノンフィクションライターの中村淳彦によるルポ。




「お金のために腹をくくって裸の世界に飛び込み、涙を流しながら性的サービスをしている」といったイメージは過去のものである。どこにでもいる一般女性がポジティブに働いている。高学歴の者もいれば、家族持ちもいる。これが現在の普通の光景である。~本書より~

この文には、全く同感だ。おそらく、多くの人は、次代が変わった、抵抗もなく可愛い顔をした女性が裸になる、など知っているかと思う。

例えば、AV業界。昭和の時代は、裏ビデオなどと言って、レンタルビデオ店に行ったものだ。私の兄が借りてきた物をこっそりと観た記憶がある。
ハッキリ言ってしまうと、あまり綺麗な類ではない。
今、漫画家になられた元AV女優の峯何とかさんも、そんなに綺麗かな?と思ってしまう。
それに比べると、戸田真琴ちゃん。彼女は、漫画から飛び出してきたような、可愛いのに何でもどてくれる、といった感じだ。
三上悠亜などは、元アイドルということもあるが、本当に綺麗だ。
彼女らは、涙を流しながらイヤイヤやっているようには見えない。
どこにでもいる一般的な女性。


著者は、2000年あたりから、性を売る行為がカジュアル化してきたと書いている。
「女性の性に対する意識の変化」「貧困の深刻化」をあげている。

介護の仕事をしている女性が、給与の面で副業として、性を売るほうに行くこともあるらしい。

著者のルポは、物事を公平に観ていると思った。

ここで今、話題のコラボというNPO法人についても考えることがある。

仁藤さん本人は、Twitterなどでも、「私は15歳で買われた」と書いているのだが、自分から当たり前のように、小遣い稼ぎの感覚で、ではないだろうか。

Twitterで賛否両論あるのが、コラボが10代の子の誕生日にコンドームを日用品としてプレゼントしたというもの。
少女を売春などの性的被害から助けたいのに、何故に、そんな物をプレゼントするのか?だいたい、男性によってサイズが違うから、本人が買わないと意味がないし、という意見。(私はこれに賛成だ)
フェミニストやら、左系の方々は、「今は結婚前でも性交渉はするんだから子供が出来ないように」と擁護。

私の頭が旧いのか。やはり、当たり前のように、コンドームを持ち歩く女子高生など、それを勧める大人(しかも、それは東京都の税金)も理解出来ないのだ。


税金の使い道については、上田都議のように信頼出来る方にお願いするとして、時代の変化は大いに思うのだった。

中村淳彦氏の本から脱線。申し訳ありませんでした。


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