見出し画像

若い修行僧からエネルギーを貰う 横浜市栄区臨済宗円覚寺派正安寺 私の百寺巡礼31

最近、足腰を鍛えるべく、40分くらいなら歩くようにしている。
だが、真夏の暑い日には汗臭いのと身体の疲れとが出て来るのは年のせいであろう。
御朱印巡りをする際の私は、前日までにGoogleで徹底的に検索して、間違えないようにしている。予期せぬことに出逢うとパニックになる為だ。
だが、偶然の出逢いの喜びもある。
こちらのお寺は、歩いている時に偶然に見つけたものだ。
バス通りから少し入った所にあり、電柱の看板がなければわからない。
もちろん、ホームページもなくGoogleMapの口コミも一切ない。

ここで、私は、ネットの口コミだけではわからない世界を知るのだった。



ここが、横浜市なのだろうか?と思うような空間であった。
横浜市金沢区は、鎌倉時代に縁の深い寺院が多いが、鎌倉市大船に近い横浜でもそうらしい。
鎌倉時代に、親鸞聖人が建てたという言い伝えもあり、境内にある鎌倉時代からの槙の樹は親鸞聖人が植えたとされている。
かつては天台宗寺院で能満寺と言っていた。北条泰時の招きにより浄土真宗宗祖親鸞上人が鎌倉に滞在した際、親鸞上人は当寺に止宿、住持浄運が弟子となり、浄土真宗寺院に改め。戦国時代に、小田原北条氏は浄土真宗を弾圧、当寺は鎌倉円覚寺に救済を求め、永禄4年(1561)臨済宗に改めると共に、寺号を正安寺と改めた。当寺の阿弥陀如来像は、親鸞上人が当寺滞在時に自刻したものだと伝えられ、また親鸞鎌倉入り草鞋ぬぎの寺として知られたといわれている。



綺麗に掃除のされている庭。
踏むなよ!絶対に踏むなよ!の世界だ。


こちらは鎌倉時代に親鸞聖人が植えたとされる、槙の木。
動物慰霊碑

こちらでは若い寺の修行僧、掃除の女性が感じよくて良かった。
ネットには出ていない話を聞けるのも楽しいし、御朱印を待つ間にする話からエネルギーを貰えた。
精神科医やカウンセラーよりも話を聴いてくれるなと、有難いなと思ったのだった。

すぐ近くには、わらじが祀られている。

臨済宗円覚寺派長沼山正安寺
神奈川県横浜市栄区長沼町636
戸塚駅より江ノ電バス大船駅行き貝殻坂バス停より徒歩3分
大船駅より江ノ電バス戸塚駅行き貝殻坂バス停より徒歩3分
戸塚駅より徒歩35分 大船駅より徒歩40分


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?