3/26 ダンス公演「ENTER HEAVEN Ⅱ」公開直前インタビュー⑤お客様について

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。
Creative Team SHALADINAスタッフのakaneによる、総監督（演出・振付・主宰）SHALAさんへのインタビュー第五弾は、「お客様」についてお伺いしました。

SHALAさんの生み出す舞台は、バレエやミュージカルのように明確なストーリーや役があるのではなく、生命と自然、宇宙といった壮大なテーマを題材にし、メッセージを込めながらも解釈を受け手に委ねているように思うのですが、どういった方々へ向けて創られているのかをインタビューしました。

akane：単刀直入にお伺いしますが、どんな人々に舞台を届けたいですか。

SHALA：まずは見えない存在たちに対しても。（笑）地球、森羅万象、スピリチュアルな存在を含めて全ての生命です。生命をテーマにしたとき、私にとっては欠かせないんですね。

あとは、作曲家を心から尊敬していて、現代のミュージシャンもさることながら、特に長い年月を生き延びているクラシック音楽の作曲家たちに対しては、その人生を思いつつ常に捧げる気持ちで舞っています。願わくば、曲を生み出した人たちにも見てもらえたらと。

akane：想像していた通り、壮大な答えでした。（笑）あとはどんな方々でしょうか。

SHALA：それから、たくさんのスピリットたちです。幾度も「生と死」をテーマに扱い、レクイエムの曲で死者を弔うダンスを踊ることも多く、もしかしたら日本のお能のような世界観に近いかもしれない。見えない人たちもたくさん祝福を受けてほしいな、と思っています。

それと、もちろん！足を運んでくださった目の前のお客様ですね。内容的に小さなお子様は難しいかもしれませんが、音楽や芸術を愛している人たち、自分でも何かを生み出しているクリエイターたちには特に響くんじゃないかな、と感じています。もちろん、身近な家族や友人たちにも。

akane：舞台ではクラシックからロック、ポップスまで、本当に幅広い音楽が使われているので、音楽好きな方にも喜ばれそうですね。

SHALA：そうですね、今回ヘヴィロックの生演奏があるので、ライブ好きな方にもぜひ！

色々な曲を使うので、全部好みでなくてもそれぞれに「このシーンが良かった」「あの曲がよかった」といった感想を毎回いただきます。普段聞いているのとは違ったジャンルの曲を聴いてみたい方にもぜひご覧になっていただきたいです。

最後に、完全に余談ですが、、と微笑ましい本音を教えてくれました。

SHALA：ほんとのことを言うと、我が家の愛犬にも見てほしいです。彼女は私がダンサーだというのを知らないので、いつか見てほしいと思ってます。（笑）

それか、一緒に舞台に上がることかな。先日、レストランショーで踊る私のスカートにまとわりついている夢を見て微笑ましかったです。

いつも潔くカッコいいSHALAさんですが、最後はチャーミングな一面を垣間見たインタビューとなりました。果たして、ワンちゃんはいつかその踊りを見られるでしょうか？！

写真撮影 : 柴田正継

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予約フォームはこちら　※前売は23日（水）お申込みまで

日時:2022年3月26日（土）開場18:00 開演18:30

演出・振付:SHALA

出演:ダンス/SHALA, Yasmine, Tierra 音楽/Warter 内藤あきら（ギター&作曲）三柴法臣（ドラムス&パーカッション）

チケット:前売4000円　当日4500円

場所:神楽坂セッションハウス

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