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3/26 ダンス公演「ENTER HEAVEN Ⅱ」公開直前インタビュー④直感と創作プロセスについて

みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。
Creative Team SHALADINAスタッフのakaneによる、総監督(演出・振付・主宰)SHALAさんへのインタビュー第四弾は、舞台が出来上がっていくまでの「創作プロセス」についてです。

音楽や衣装が非常に多岐に渡り、独特な美を放つ唯一無二の舞台を創り続けているSHALAさん。どのようにしてオリジナルスタイルの舞台が出来上がっていくのか、その過程について伺ってみました。

akane:今日は舞台の裏側、どのようにして舞台が形づくられていくのかを聞かせていただけますか。

SHALA:いつでもどこでも突然、インスピレーションが舞い降りてきます。
考えて作っているという感じは全くなくて、すべては天に与えられるインスピレーションに従って自然と出来上がっていきます。

舞台作品の責任は私にはないんじゃないかと思うくらい、天が創っているような感覚で(笑)それに素直に従っています。作品を創るというよりも創らされているような感覚でしょうか。

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akane:例えば、インスピレーションはどんな風に降ってくるのですか。

SHALA:ほんとうに突拍子もなくて、本番前の日々とか。リハーサルの真っ最中に、テーマや曲、衣装の色がポーンとやってくることも多いです。

毎回、「え?今?!」と笑いながら受け止めています。ダンサーたちに「あ、今(次の舞台が)降りてきた!」と唐突に口にして笑われたり。周りは慣れていますが、宇宙はユーモアに満ちているのだなあと思ってしまいます。

インスピレーションに対しては、完全に身を委ねています。いつどこで降りてくるかはわからないけれど、いつ降りてきてもいいように受容的であることを心がけています。

個人的な感覚かもしれないけれど、降りてきたものは絶対!という感覚が強く、インスピレーションを疑ったことがなくやって当然!と命令のように感じるそうです。

そんな感覚が築かれていったのは、まずは直感を信頼してとにかく実行することを通してなのだとか。どれが本当の直感なのか、失敗もありつつ実験を繰り返した結果、分かるようになったのではないかとのことです。

「インスピレーションをどのくらい信頼できるか」が大きな鍵のようです。
なんだか不思議ですね。SHALAさんが「シャーマン系」と言われる所以な気がします。

akane:インスピレーションの順番は、最初に曲がくるのでしょうか?

SHALA:どういうわけか、このところ最初は衣装ですね。ジグソーパズルのように、そのあとテーマや曲、共演者といった順番で、必要な要素が集まってきます。ピースが集められてから全体像がわかるような気も。。

今回の衣装も、前の公演が終わった直後にやってきました!(笑)ファッション好きだからかもしれませんが、ずっとそれが続いていて。共演者に「次はこの色だから!」と前から言っていて、本当にその通りになったり。

謎のベールに包まれていたSHALA Worldの一部を垣間見ることができたような気がしました。

今回の舞台当日や直前リハーサルの直後に次回作のインスピレーションが降ってくるのでしょうか。また本番が終わったらぜひインタビューしてみたいと思います。

写真撮影 : 柴田正継

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日時:2022年3月26日(土)開場18:00 開演18:30

演出・振付:SHALA

出演:ダンス/SHALA, Yasmine, Tierra 音楽/Warter 内藤あきら(ギター&作曲)三柴法臣(ドラムス&パーカッション)

チケット:前売4000円 当日4500円

場所:神楽坂セッションハウス

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