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誕生日に思うこと ムンバイ、ゴアでの写真から

こんばんは!本日もおつかれさまです。ベリーダンサーのShala(シャーラ)です。

月日の過ぎるのが年々早くなりますね。この新しい風の時代というのはまた、変化が大変目まぐるしいように思います。

誕生日の朝を迎えて感じたことを、記しておこうと思いました。

ちょうど昔の写真を整理していました。こちらは2008年にインドのムンバイを訪れた時、港で写した一枚です。観光客を狙った同時多発テロの直後であり、ある現地のミュージシャンの友人は、爆発のあった寺院に詣でていたところを、ほんのタッチの差で退出したために助かったと言っていました。

人々の心の生々しい傷跡を感じながら、ものものしい警戒の中を歩いた記憶があります。いつの世も平和は尊いものだなあと思いながら。

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それから、その頃に訪れたポルトガルの植民地のゴアもとても好きな土地となりました。

ビーチで、豪快に盛られた魚を選んで料理してもらったり、その味付けはバター風味であったりと西欧風の香りがし、そこに土地の歴史を感じて感動しました。熱心なクリスチャンの通う大きな教会も心に残る場所でした。こんなに遠いところまで宣教に来た人たちがいたんだなと。頭を垂れる現地の方々を間近に見て涙が出そうになりました。

今はなくなってしまったゴアのラディソンホテル、朝食にて。

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今見ると、どこかの他人を見ているようで、全く自分とは思えないんですね。

若かったという他に、やはりその後に経験した様々な事柄が自分をすっかり別人にしてしまったのだと思います。

そして目覚めた誕生日の朝は、これまでの数十年の経験の重みをずっしりと我が身に感じました。自分は何も持たないけれども、これからの人生、これが頼りなんだなあと。経験こそが財産でした。多くのチャレンジと失敗、また大勢の人たちの中で揉まれましたが、失敗した数の分だけ学べたことが良かったのだと思えました。

マイナスと思われる事柄が全てプラスに転じているのを感じました。

自信があるとかないとか、そんなことも別に考えないし、ただただ昔よりはありのままでいられるようになったのも経験のおかげなんだなあと。結果として別人になってしまったけれども。昔からいる生徒さんに聞いてみると、ずっと一緒にいるからわからないけれど、やはり今では全く別人とのこと。

私には何もないけれども、気付けば経験だけはありました。知恵を生かしてこの変化多き世を柔軟に舵取りしつつ生きていきたいと思う朝。

それではまた!良き日々をお過ごしくださいね!



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