ツーブロックとの関わり方

ツイッターのスペースをするとたまに大学生の方がスピーカーとして
上がってこられて
「社会に出てからツーブロックと一緒に仕事をするのが怖い」
という相談をされる。しかし私はよい回答が浮かばず、
他のスピーカーさんに相談したりしていた。

いろいろと相談したり、自分で考えたりした結果、現時点での
ツーブロックとの関わり方をまとめてみた。

基本戦略
①ツーブロックが少ない会社への就職を狙う
②ツーブロックが職場にいた際の関わり方

①ツーブロックの少ない会社に就職する
ツーブロックが少ない会社に就職する事が、ツーブロック回避の
一番の有効策である。ツーブロックが少なければ、上司がツーブロックに
なる確率が下がる。また、会社自体もマインドが刈り上がっている可能性が低くなる。

業界としては、IT、福祉、保育などが狙い目らしい。確かにツーブロックの介護士や保育士は見たことがない気がする。
また、職種では営業以外を選ぶのが基本になると思う。しかし、文系の就職ではほとんどの募集が営業である。そのため、営業を選ばざるを得ない時は
ツーブロックの少ない業界を選ぶべきだと考える。ITはツーブロックが少ないらしい。というのもITの営業は保険や不動産の営業と異なり、「商品が完全に差別化できている」「製品の特長をしっかりと覚えなくてはいけない」
「IT業界は全体的に営業よりも開発の力が強い」という特徴があるため、
ツーブロック的なゴリゴリの営業スタイルが通用しづらい環境であるようだ。

さらに、会社を調べる上で気を付けてほしいのが「どこの部門が力を持っているのか」である。
営業が力を持っている会社はツーブロックが多い傾向がある。(ツーブロックのほとんどは営業)
開発(技術)部門やマーケティング部門が強く営業部門が弱い会社を狙うといいかもしれない。
ちなみに私が新卒で入社した会社は、他社の製品を真似したものを適当に開発して、営業力でゴリゴリ売っていくスタイルの会社だったので、極悪なツーブロックが爆誕しやすい環境だった。

②ツーブロックが職場にいた際の関わり方
ツーブロックの性格の特徴として「親分肌、兄貴分」であり、
「部下から尊敬されたい」という願望を持っている。

そこで、私が考えたのが「ツーブロックが言われてうれしい言葉5選」
である。
1.仕事ができて頼りになる
2.いざという時に部下を守ってくれる
3.漢気がある
4.仕事への熱意を見習いたい
5.たまに熱くなって厳しいことを言うけど、
  自分の為を思って言ってくれてる

これらを、飲み会の中盤酔いが回ってきた頃に言うとツーブロックは
「こいつは俺の事を理解してくれてるな」と思い、印象が良くなると思う(日頃からタイミングの良い時に適宜言っておくことも大切)
ツーブロックは味方につけると心強いので、味方に付けられればそれが一番ではある。(私には無理だった)

最後にツーブロックと上手く関わっていくためのコストについて述べて終わりにしたい。
ツーブロックを語るうえで欠かせないのが、飲み会である。飲み会に参加しないツーブロックは存在しないと言っても過言ではない。
ツーブロックと上手くやっていくためには飲み会への参加は必須である。
しかし、ツーブロックはバイタリティーがあり、飲み会は長時間に及ぶ。
私も新卒時代ツーブロックの飲み会に参加したが、毎回深夜2時頃まで行われ、体力面と金銭面でとてもキツかった。(ツーブロック上司は一切おごってくれなかった)
また、ツーブロックはウェットな人間関係を好むため、休みの日もフットサルだのバーベキューだので呼ばれる可能性は高い。そう言ったツーブロックとの付き合いははっきり言ってコストである。
仕事をする上でツーブロックと上手く関わっていくためのコストがリターンを超えたと感じた時は、ツーブロックと上手くやれていても転職を考えた方がいいかもしれない。

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