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自分自身との信頼関係


『自信がない』


よく聞く言葉かもしれません。

そんな私も『自信』について長い間悩んでいた時期がありました。


完全に過去形にするつもりはありませんが

少なくとも現在は、当時のマイナスな感触に支配されることなく『自信』というものに対する考え方を自分なりに持つようになりました。


私の中で自信とは


『自分自身と信頼関係を築くこと』



仕事や人間関係、お金にまつわる話に

『信頼関係』を耳にしてきました


鍼灸師としてフリーで仕事をする上で『信頼関係』の大切さは痛感しております。


治療の結果も、私と患者様との信頼関係で大きく左右される部分があります。

その信頼関係がご紹介という新しいご縁を導き出し、その連鎖が私の生業となっております。


広告活動も大切ですが、何よりも出会った患者様との信頼関係が、結果として広告活動になるのです。



では自分自身を信頼するとはどういうことか、私なりにさらに分解して考えてみました。


そもそも今までどういう人を信頼してきたか

自分の過去の人間関係を呼び起こしながら

そしてネットで書かれている内容も読みながら参考や比較しながら考えてみました。

(記事を書くために、自分の過去や様々な角度、立場を想像する時間もまた楽しんでおります。意外と私は想像する習慣がなかったのです)




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1​

​​心を許せる人

思い浮かべました


私の性格や考えに、そして感情を理解してくれた上で言葉を投げかけてくれる人。そして相手の考えと感情を正直に伝えてくれる人。

無難な一般論をただ並べるのと、相手を理解した上で言葉をかけるのでは、相手に対する思いがあるか感情交流の違いがあります。

一般論は誰が、誰に言っても安牌で、なんだかお互いの感情が伴っていなく寂しい感じがします。




『寂しさ』から、信頼は生まれるのでしょうか?




だったら自分自身にも、感情や考えを受け入れ

否定せず、一般論で押さえつけず、周りと比べず、そのままの自分自身を肯定するのです。​

絶対に自分を否定してはいけないのです。




2​

​​正直な人​

この人の感覚や言葉は偽りなく、『本当のこと』と思える人。

優しさや厳しさのテイストはどうであれ、嘘やごまかしがない人。こういう人は、自分をまっすぐに受け入れ、正しい方向性を示してくれる前向きな期待が持てます。



嫌われたくないから曖昧なことを言ったり慰めたり

変な『保身』はお互いを歪めてしまいます。

『歪み』から、信頼は生まれるのでしょうか?



そうしたら、自分自身にも正直でいるべきです。

辛いこと、嫌なこと、好きなこと、

本当の自分の感情を掘り下げることです。

自分の正直な感情や考えを無視してはいけないのです。





3

前を向いている人

明るい、太陽に向かっているような人

輝きやエネルギー溢れ、成長しようとしている人

悩みを持つことが悪いのではなく、それを常に解決しようとしている人。その前向きでポジティブなベクトルが相手も同調させる人。


後ろ向きで、諦めたり、現状維持で妥協する人は

私までそうなってしまいそうなマイナスな影響の気配を感じます


『後ろ向き』を信頼したいと思いますか?



それなら自分自身も常に前を向き、成長したい意志を持ち続けることです。過去の経験からの学びを大切にし、それをまた未来に活かしていく気持ちです。





4

約束を守る人

どんな小さな約束にも『重さ』があります。

重さとは、それを果たす優先意志。

約束を守る人は、意志を持っている。相手と自分に対する責任を知っている。

どんな小さなことでも約束を守る人


重さを知っている人は、できない約束をしない勇気も持っている。

約束を守らない人は、それを粗末にして軽くみているから、

破る人。

約束は『守る』か『破る』か


信頼関係は守るものか、破るものかどちらでしょうか?




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これらの信頼関係に必要なことは、人にも自分自身にも言えることです。



そして自分自身を信頼することは

行動する勇気が生まれます。失敗しても、マイナスな評価はせず、また立ち直ることを信じれるからです。

たくさんの経験を重ねることができます。


自分自身を信頼することは、相手のことも信頼できるようになります。

どんな困難でも、人は乗り越える力を持っていると自分自身がよく知っているから

相手が成長する予感を感じ取れるから



自信とは生きていく上で、心を支える大切な『芯』の部分になります。


天地という世界に

真っ直ぐに立つぶれない『芯』です。


自信のない生き方は、恐れや不安を抱え続ける。

自分を低く評価し諦めたまま生き続ける辛さに耐えられますか?





また自信のない人間関係は、類は友を呼び

自分を信頼していないもの同士で心のどこかに妥協や疑いや心配、偽りや保身で、停滞した関係になりませんか?


自信のある人たちのことが

どのように映るのか、想像つきますでしょうか?


昔の私は、それをよく知っています。


そして今、自分を信頼していない人はすぐに分かるようになり

『心配』されることが多いのです。


心配は親身さがあるようで、心のどこかに

その人の未来を悲観的に予想している気配があり、

心配された私は悲しい気持ちになりました。

相手は失敗した経験を私に重ねて、同じような失敗を見てしまうのです。そして心のどこかで自分と同じ思いを同調したがる気配を感じました。


私は、心配なんかより

『サキなら大丈夫だよ!』とあっけラカンに言われたほうが嬉しかったのに



なので、自信は相手を勇気つけますが

自信のない人はときに相手を傷つけることがあります。



そんな悲しい関係にならないように


まずは、自分から

自分との信頼関係を、時間をかけてでも築いていくべきです。


過去の自分大切にし、

今精一杯努力し、

未来の自分をより良くするためです。


過去、現在、未来

どの時間軸の自分自身でも大丈夫です。
ありのままのご自身を信頼してくださいね。