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batでインターフェースを作る

お疲れ様です。
日々、batを使いこなしていらっしゃいますでしょうか。

例えば、startコマンドでwebサイトを開く(アプリ実行)、curlコマンドを用いてwebレスポンスを測定する、mkdirコマンドを用いてディレクトリを作成するなどがあります。

set URL=https://qiita.com
cd=C:\Users\■■■\デスクトップ

:アプリ実行
start microsoft-edge:%URL%

:レスポンス測定
curl -s -w "%%{time_total}, %%{http_code}" %URL% >> test.log

:ディレクトリ作成
mkdir test\テスト

。。。すみません、知識が偏ってますね。

これら一つ一つのbatを作成したはいいものの、デスクトップがbatファイルだらけになっていることは、よくあります。

batを一つにまとめたインターフェースを作れば、デスクトップをすっきりさせることができます。

デスクトップをすっきりさせれば、作業効率も向上し、より多くのプログラムも保管できます。どんどん、自分だけのプログラムを増やして、日々の業務を自動化してみてください。

画像1

図1 デスクトップをすっきりさせる

batの作成方法につきましてはこちらを参考にしてください。

また、結論が先延ばしになってますね。。。
(つい、前置きが長くなってしまいます。)

ソースコード、実行画像につきましては、次をご覧ください。


:文字コードをutf-8にする
chcp 65001

:ディレクトリ遷移
cd C:\Users\■■■\デスクトップ\work

:コマンドメニュー表示
echo.
echo ===============
echo Command Menu
echo ===============
echo ******************************
echo 0_楽天競馬.
echo 1_edgeアクセス.
echo 2_レスポンス測定.
echo 3_エビデンス生成.
echo 4_ディレクトリ作成.
echo 5_テキスト作成.
echo 6_PC再起動.
echo ******************************
set /p num=数字を入力(例:1)_

:条件分岐
if %num%==0 rakuten.py
if %num%==1 start chrome.exe "https://note.com/"
if %num%==2 call curl_log.bat
if %num%==3 call evidence_dir.bat
if %num%==4 call dir_make.bat
if %num%==5 call txt_make.bat
if %num%==6 shutdown.exe /r /t 0

:待機
pause

画像2

図2 実行結果

「cd C:\Users\■■■\デスクトップ\work」の部分を、ご自身のプログラムフォルダに変更してください。

「:コマンドメニュー表示」の中身も、ご自身の使いやすい名前に変更していただいて構いません。
行末に「どっと」を付与していますのは、表示がうまくいかないためですので、削除しても大丈夫です。

「:条件分岐」の中身も、ご自身のbatファイルに変更してください。
実は、Pythonファイルも実行できますので、さらにまとめることが可能です。
batの場合は、callで呼び出します。

「shutdown.exe /r /t 0」につきましては、再起動コマンドですので、実行の際は自己責任でお願いいたします。


いかがでしたでしょうか。
プログラム(Python、bat)を統括するプログラム(bat)。

単なる「set /p」を利用した入力機能ですが、それぞれ独立して動かしていたプログラムが一つのもとに集まります。
(技術の集約になります。)

集約させた後は、プログラム同士の相互作用も考えられますので、ステップアップも見込めるかと思います。

お互い効率よく仕事がこなせるように頑張りましょう!

プログラム統括

図3 プログラム統括イメージ






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