英国総選挙の広告等:しゃけめも2020/01/24

 総選挙に関するFacebookの広告について。20,546種類の広告が流れた。広告の個数はConが8千種類、LibDemが同じく8千種類、一方Labは818回である。一方、かけた金額はLabが最も多い£148万の一方、Labが£80万、Conが£69万で、Labは同じ広告を何度も、一方Conは金額は少ないが頻繁に調整を行っていたようである。選挙区ごとに個別の対策を打ったようで、広告の中に選挙区が入っていたり、選挙区の相手候補者を攻撃するようなものがはいっている。また、選挙区のBrexit住民投票の賛成率に応じて広告の内容を変え、Remain派が多いところはJohnson首相を出さず、Leaverが多いところはJohnson首相が多い。一方、LabはBrexitについては15%の広告でしか言及せず、Corbyn党首の広告では全く出さなかった。これは2017年ではうまくいったが、今回はBrexitへの立場がはっきりせず、二回目の住民投票に言及するなど綱渡り状態であった。

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