#31 今でも残るレーニンの遺体

ロシア革命の中心となり社会主義国家を建国したレーニン。亡くなったのは100年前の1924年だが、その遺体はエンバーミング(防腐処理)が施され、現在でもモスクワの赤の広場にあるレーニン廟(びょう)に安置されている。遺体の管理・維持には年間2000万円以上の費用がかかるそうで、遺体を埋葬すべきだとの意見もあるようだ。

他にも、中華人民共和国の毛沢東やベトナムの革命家ホー・チ・ミン、北朝鮮の金日成と金正日などの遺体が現代でも保存されている。

これらの国が多額の費用をかけて遺体を保存しているのは、国家からすればメリットがあるからだろう。はたしてさらに100年後、遺体や国家はどうなっているのだろうか。


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