2018/12/28 ムンク展@東京都美術館(女により病み、女により立ち直る)

「お一人様でも楽しむ会」会報報告
ということで感想は題名の通り。
母親と姉、妹まで亡くした喪失感が初期の作品に現れている、とあったが、これは身近な女性、しかも庇護してくれる立場の人間だったからなのかな、と。
正直、父親だったらこんな深刻に悩んでない気が。
鬱々とした心情と北欧の鈍色のトーンが相まって
観ていても何か辛気臭い。

全体的にのっぺりした画風なんだけれども、それでもモノトーンの作品は立体感があって「マドンナ」や「接吻」(エッチング)はモデルの色っぽさに思わずため息が。
そうしているうちに、自身の色恋沙汰と共に作品の色合いが明るくなってきてタッチのラフなセザンヌのようなテイストに。
後に影響を受けたとのコメントがあって納得した。

人が生きる上で、人から愛をもらうことはとても大事なことだ。
そして、欲しい人から愛をもらえなくても誰かを愛し自分を満たすことも同じくらい大切だ。
何となくそんな感想を持ってしまった。
ムンク展、全く行く気はなかったんだけれど
結構満足。

会長!
時間がなくてお茶は出来ませんでした( ;´・ω・`)
次回は必ずやトライして、内容も報告致します!

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マダムM2018年12月28日22:30

ムンク展に行かれましたか!私も「叫び」しか知らず、展覧会に行って初めて、ムンクの人となりを知り、また作品の多様さに驚きました。
私は過門香にて焼きそば(ランチ)を食べて来ました(^^♪ 優雅ではなく・・・

しょこら2018年12月29日12:46

マダムM様

仕事納めた後に行ったのですが結構混んでました。
「叫び」以降はまだ見やすかったのですが…。
確かに多様的で、今回観たもの以外だとムンク作と言われないとわからないだろうな、と思いました。

上野も下町グルメがたくさんあっていいですね。
平日の早い時間か夜間開放の遅めにいってゆっくり食事かお茶したいです。

らむ。2019年1月3日10:32

お一人でも楽しむ会、いいですね。
私も叫び位しか、よく知りませんでしたが他の作品も面白そう。
少し前にナショナルギャラリーにモネが来ていたので行ってみたら、作品数が少なくて少し残念でした。
機会があったら見てみたいです!

しょこら2019年1月6日22:09

らむ。さん

そちらの美術館はどんなラインナップでしょうか?
ムンクはノルウェーの美術館が改修工事中で
恐らくその関係で世界を回っていると思われます。
上手くいけば見られるかもです。

らむ。2019年3月5日22:02

ごめんなさい、こちらへのコメント返していませんでした汗
ラインナップと言えるほど、常設展の印象があまりなくて・・・。
そこまで国も大きくないから、日本を含め、先進国の美術館と比べると、規模は小さめかな?

ライトを利用したartで壁にうつった画像をタッチすると音が出る仕組みになっていて、桜の花がひらひらまったり、お祭りの様子が動画になっていて、お囃子にタッチすると、よーおって叫んだり、不思議な映像があったりします。

子ども自身が書いたデザインを壁に投影できたり、タッチすると消えたり、子どもにartを楽しませたいという工夫はとっても感じられるよ。

しょこら2019年4月30日13:21

ずっと気付かず失礼しました。
百聞は一見に如かず、体感型もいいですね。
まずは興味を持ってこそですし。
技術が進歩したら、例えば美術館に行かずとも
作品を見られたり、3Dで触れたりするのかも。