2011/7/16 ワシントン・ナショナル・ギャラリー
芸術好きのお友達(?)と共に乃木坂へ。
早めのランチということで併設されているレストランでセットを食べた。
日本には珍しいヨーロピアンなランチでアミューズがパンとカレーバター、オリーブオイル、メインが鳥胸肉or鯛、デザート、飲み物で¥2000。
ほとんど場所代だよな、と思いつつもそこは有名レストラン。
繊細な味わいと食感で、量は少ないけれどもやっぱり旨かった。
一人だったら絶対に来ないのだから、たまにはいいかということにする。
これまでにも上野や六本木ヒルズに行っていたけれども、来る人のバックグラウンドのようなものがはっきりしているのは初めて。
「見に来た」人と「鑑賞しに来た」人、というべきか。装いが全然違う。
普段着と、よそ行きスタイル(着物orワンピース+真珠のアクセサリー)。
あまり意識したことはなかったけれど、土地柄というのは恐ろしいくらいこんな些細なところに出るんだ、と痛感した。
ちなみに、私のスタイルは「見に来た」人。
(いつもよりはおめかししていたけれど、カジュアルな正装には程遠い)。
もう「若いから」という言い訳は通用しない歳なんだしよそ行きの服を用意する必要があるみたい。
肝心の絵は、というと…ちょっとだけ物足りない。
そりゃあパリで消化しきれないほど見てきたせいもあるけれど、ボストン美術館展の時も思ったが、作品数が少ない。
アメリカの印象派といえばアルフレッド・シスレーだけれどもせっかくアメリカの美術館なんだからもっと所蔵してもいいのでは。
モネと見間違えてしまうくらい好きな作家だけにちょっと残念。
やっぱり有名どころは人気があるらしく、モネやドガ、ルノワール、ゴッホの展示室は人がぎゅうぎゅうだった。私のお気に入りはモネのひまわり。
もっとじっくり見たかったけれど、連れがいるので我慢の子。
その後は、喫茶室でおしゃべり第2弾。
一年ぶりだけれども、彼女との距離感は私にとっては心地よい。
自分だけが一方的に話してくるわけでもなく、かといって私のことを根掘り葉掘り聞いてくるわけでもなく、同じ趣味を持っているせいか、話題も尽きることがない。
彼女は一回り年上だけれども、おっとりしたお嬢さん育ちなので変に自分を押し付けてくるようなこともない。
こういう人との接し方が自分には一番合っているのだと思う。
趣味の合わない人との会話が難しいというのは私の人間力のなさを露呈しているようなものだが人の噂話やらパワーゲームやら、そんな話ばかり聞いていると
「くだらねぇ!!(ちゃぶ台返し)」と罵倒したくなる。
(一番の問題はそういうものに飲まれてしまう自分の弱さだけれど)
そんなことにほっとしつつ、別れた後はぷらぷらしているとずっと欲しかったスマホが!!思わず機種変してしまいました。
取説と本体と格闘しつつ何とか設定を終えここにアクセスしてみたけれどでもやっぱり、書き込むのはPCのほうが断然楽。(これはPCで書いてます)
パケ代もかかるし、設定等で消費した分定額サービスを利用して来月からはスマホからただの携帯に戻りそうですわ。
______________________
コメント恋ママ3 2011年7月19日19:52
私も行きました!!!!しかも、ワンピにネックレスでした・・・(笑)
真珠じゃなかったけど、しゃね○のサングラスを頭にオンだったのでお許しを~(笑)
鷲んとんで、私は見逃したので(ごっそりお留守でした。まさか行き先が日本だったとは・・・)とても嬉しかったです。
たぶん、鷲んとんのすべてが来たのではないような気がします(かなり大規模に丸ごとなくなっていたので・・・)
雨りか人には印象派は人気がないと聞いたことがあります(というより、ニホンジンが好き、らしいです)
この展示で、ゴッホの自画像に二度目のご対面だったのですが、前回はゴッホ展であまりの人で近くで見れなかったので、今回空いてて見れて良かったです。まだ混んでない感じですよね?
あとボストンも行きました!。
ボストンでモネを最後に見ることが出来て私は感動しました。
でもモネ見るならやっぱりおらんじぇりーですね。
私は新国立に初めて行ったんですが、暑くなく直行で行けるし、P簿キューズもあるし、混んでないし、気に入りました。
Pぼきゅーず、旦那に却下されて行けなかったので、しょこらさんが羨ましい~。
次は食べようと思います。
しょこら 2011年7月20日1:54
ちゃんとケの日とハレの日を区別されているんですね!! さすがです!!
し○ねるのサングラスに合うワンピなら十分合格だと思います。
ばっちりキマってたことでしょう。
モネ好きにはオランジェリーの睡蓮が一番でしょうが、色々見た中でボストンの睡蓮も私は好きです。
ただ、原発の問題が収束しない中、こうして作品を貸し出してくれることに本当に感謝です。
4月に予定されていたロシアの印象派美術館、プーシキン美術館展は原発の影響で開催見合せとなってしまいました。
モネとルノワール好きな私としては、それが残念です。
山手線の内側は地下鉄でないと行けないのでカッペの私には足が遠いのですが、一本で行けるのは羨ましい。レストランや展覧会もさることながら
今は亡き黒川紀章の設計した建物自体もいいですよね。
恋ママ3 2011年7月20日19:18
黒川紀章だったんですね! モダンとは思ったんですが・・・芸術価値があったとは見抜けなかった(笑)。
原発問題で、絵画まで貸し渋られるとは知りませんでした・・・あ!!! 鷲んとん、ひょっとしたらすでに震災時点で空っぽだったかも?? 私は震災直後に訪れて、すでに空っぽだったので・・・まだここまで放射能が深刻になる前に船便に乗せられていた可能性もありますね
(というか、絵画ってどうやって運ぶんでしょうね。ちなみに、某猫の人いわく、今回の震災で、倉庫が被災し、保管の絵画もいろいろとダメージを受けてしまったそうです・・・)
しょこら 2011年7月20日21:50
ちなみに、国立新美術館のロゴ(新)も著名なデザイナーの作品でしたよ。
(日比野克彦?)
にしても、逆円錐形ってあまり見慣れないですよね。
私はちょうどPボキューズ目の前にある籐の椅子と中庭が気に入りました。
ボキューズでは、小学生の子連れはさすが見掛けませんでした。
小学生にはちょっと早いとご主人は考えたのかもしれません。
夫婦水入らずの時にあらためておねだりしてはいかがでしょうか?
震災の影響で数知れずの芸術イベントが中止、見合せになりましたが確かワシントンは震災直後に日本との友好関係を重視で開催を決めたと聞いてます。
政治的な思惑があったにせよ、無事に届いてよかったです!