見出し画像

グッズ厨をやめるために


購入に至る経緯を洗い出してみると、様々なフェーズがあります。
下記の流れが一般的だと思いますので、この中でどのようにして買わないようにするのか、思い留まることができるのかを深堀してみました。
※個人的見解です

①SNSや誌面で解禁情報を得る
②SNSでランダム品の枠交換する人を見る
③予約購入(オンラインのみ)
④現物が手元に届く/現地で購入する


①SNSや誌面で解禁情報を得る

グッズ厨の1歩目であり根幹は情報収集です。
発売が告知、種類や絵柄が告知された瞬間、その地獄はスタートします。
まずはこの情報を自ら探しに行かない、見ないようにすることが大切です。
取引垢やオタク垢があることによって情報収集は永久に終わりません。情報を得続ける限り、購入欲求は随時強くなってしまいます。
私も取引垢と鍵垢がありましたが、全て消して今は雑多垢のみになり、極端に得る情報が少なくなりました。
(必要な情報すらも取りこぼしていますが…)
情報を見ないと気にならなくなり、いずれ忘れます。 

②SNSでランダム品の枠交換する人を見る

オタクの地獄はここだと思っています。
ランダムの枠交換に必死な人を見て感化されて自分も必死にSNSにかじりつき、BOXを増やしたり、時間も無駄にする上にお金もかかります。
SNSでの枠交換はスピードが求められ、その焦燥感にはメンタルが非常に削られます。
人は買っているが、自分は本当に欲しいのか?
時間とお金を費やしてまで必要なのか?
立ち止まって考えてみましょう。
グッズ購入を辞めたくて我慢していた時は、『発売されて買えた時に考えよう。その時に自分の気が変わってるかもしれないし』と言い聞かせてそっとSNSを閉じました。
知らない誰かのポストを見て、勝手に流されて枠交換をするも上手くいかなくてイライラするのは悪循環という他に言いようがありません。

③予約購入(オンラインのみ)

これについては『予約をしなければ忘れる』と言い聞かせて予約するのをやめていました。
受注生産限定でなければ概ね一般発売はありますし、フリマアプリに出回ることもあります。倍以上の価格になっていても買いたいと思えるほど欲しかったら、その時に買ったらいいやと割り切っていました。
まずは②の枠交換をしないことが大切です。先行して約束してしまった場合は、必ず予約してください。
予約時になって不要だと感じたとしても、人との約束を破ることが当たり前には決してならないでほしいです。
不要ならば、約束を果たした後に売るなり捨てるなりしましょう。全ては約束を許諾した自分が悪いのですから。

④ 現物が手元に届く/現地で購入する

特典のために購入したり、後々いらなくなったり。支払いを済ませて手元に商品があるのであれば、売るなり捨てるなりは各々の自由と考えています。
そもそも買わないようにするには、①〜③の実践。
私の場合、買って帰った後に結局全部売るということがしばしばあります。販売イベントだけでも現地には行きたい、しかし行ったのに何も買わないのも気が引ける……といった謎の配慮をしてしまうので、その度に反省の繰り返しです。特に現地に知り合いがいるとなりがちです。
等身大パネルがあったとしても、書き下ろしが飾ってあったとしても、写真を撮って終わりにしたいです。

好きな絵柄だから、推しがラインナップだから買う という方程式をやめて、その商材(アクリルスタンド、キーホルダー、缶バッジ等)が欲しいのか?を問うと意外と要らないものです。この絵柄でアクスタがあったら買ったのに、と思うことがあれば、アクスタの代わりにアクキーやステッカーを買おう!ではなく、アクスタがないなら買わない、という考えにしていくと減ると思います。求めるサイズ感があったりしますし、本当に欲しいのか自問自答してみましょう。


ちなみに私は、ブラインド商品や特典商法が悪いとは考えていません。
購入する選択をしているのはあくまでも消費者であって、どんな時も強要されることはありません。
買わなければいいだけだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?