ホーリーバジル畑見学
ホーリーバジル畑をしている「Farm Eien」Eiさんの畑に遊びに行ってきました。
SNSで繋がるご時世。
近くまで行くから、と気軽に連絡して、お邪魔してきちゃいました。
目次
1.ホーリーバジルの種類
2.自然農の畑
3.自然と付き合う生き方
1.ホーリーバジルの種類
ネットで調べてみると、バジルというくくりから、更にホーリーバジルという種類でも、色々あるんだな、ということがわかります。
でも、一般に、「ホーリーバジル」という名前が聞き慣れない方も多いかも。
よく、イタリア料理のマルゲリータやジェノベーゼソースとして使うのは、スィートバジルがほとんどだと思います。
ホーリーバジルは、「聖なる」バジル。
インドで古くから愛用されてきた、万能薬です。
ヨガをしてると聞いた事があると思いますが、美しい女神、ラクシュミーの化身とも言われ、サンスクリット語ではトゥルーシーとも呼ばれています。
タイ料理ではよく使われるので、お馴染みですが、ガパオライスの「ガパオ」はこのホーリーバジルのことなんですって。
香りもお味も、スィートバジルよりもお花っぽく、甘い中にほんのりミントのような清涼感がある透き通る香り。(私の個人的感想)
花の色も淡いピンクで可愛らしいのです。
いつもお世話になっているシャンティ農園のホーリーバジルは葉の裏が少し紫っぽい「オーヤ・トゥルーシー」で、少し葉っぱが小さめ。
Farm Eienさんは、主に上の写真のカプーア・トゥルーシーで、少し葉っぱが大きめでした。
花穂を摘んでドライにしたものを煮出さずに、水で抽出したお茶を飲ませて頂きましたが、スッキリ清涼感があって、少し暑いこの日の気候にピッタリ。
2.自然農の畑
「ホーリーバジル」「自然農」というキーワードだけで親近感を持って、遊びに行かせて頂きましたが、畑を見させて頂いて、ますます親近感。
耕さず、草を敵とせず、そこにあるままの土でホーリーバジルが美しく並んでいる。
周りの畑を見回すと、個性豊か。ビニールハウスを建てていたり、土が剥き出しになっていたり、所狭しと色んな作物が混植されていたり。
Eiさんの畑は、背丈の低いホーリーバジルがメインなので、風通しが良く、つまり、氣の流れも良くて、居心地がいいので、ついつい長居してしまいました。
畑ってこんなにも個性が出るんですね。
育てる人の性格、面倒の見方、愛情のかけ方が、畑を現すのだとしたら、、、我が家はどうなんでしょう。笑 (まだ発展途中だし、ということにしておきましょう)
3.自然と付き合う生き方
Eiさんは、お料理人でもあるそうで。植物や人、料理に至るまで、エネルギー、氣、波動の話になりました。
人の意識も、普段意識できる顕在意識は3%ほどで、残りは潜在意識。見えない部分の方が遥かに多いのです。
植物の叡智は、動き回れる人間よりもずっと深く、素晴らしい。そして、その本来の叡智と、そこに関わる人によってもまた、生育が変わってくる。お料理も然り。
そんな世界だから、どれだけ、見えない部分を意識したり、信じたり、そこに核心を捉えられるか、ということを大切にする事で、世界が広がり、自分らしく生きる道に繋がるんじゃないかと思うんです。
だからこそ、自分のキャパを超えて無理するよりも、目が届く範囲、意識が向く範囲、波動が伝わる範囲で「丁寧」に志事していく。
私はそうありたい、という話をしました。私は自分の意志確認みたいなものですけど。
ちょうど、今、読んでいる自然農の第一人者、川口由一さんの本の一節に
「自然から離れてはいけません。自然界に身を置き、田畑に立つことによって智恵が養われ、このいのちの世界でどのように生きていけばいいかを理解し、悟ることができます。一人一人がいのちの道、人の道に目覚めないと、たとえ政治が示す正しい道とてついていくことができません。自然に沿った自然農の田畑では、いのちあるものとしても、人としてもたしかな育ちをもたらしてくれます。」と。
(「自然農という生き方」より)
頭で考えるよりも、自然に倣って学んでいくことが、人としての豊かさをもたらしてくれることになるのかもしれませんね。
見えない部分の話がすんなりできることもまた、自然農やホーリーバジルが繋げてくれたご縁ですね。
初めましてで短い時間の割に、濃厚なお喋りができて、楽しい時間でした。
Eiさん、ありがとうございました♪
Farm Eien ↓ ↓
https://instagram.com/eien0525?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
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