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【フーデリ】ピンズレの巨人

去年の夏頃の出来事

ようやく出前館にも慣れてUber Eatsも配るようになった頃です

その頃の私はまだピンズレというものに対して広い心で接することができませんでした

何度も何度もピンズレに直面するたびに思いました

こいつら、なぜ自分の家を間違えるんだ

そして、私は次第に過激な思想に流されていきました

進撃の巨人 諫山創 / 講談社

この世からピンズレする奴らを1匹残らず駆逐する!

それからは、ピンズレがあるたびにお客さんに対してピンずれしてるぞと説教する日々が始まったのです

ところが、いつまでたっても、ピンズレの巨人がいなくなりません

進撃の巨人では、エレン・イエガーは思い悩んだ上に巨人をこの世から消滅させるため、自分が悪者になることを選択しました

私もピンズレによる被害者をこれ以上出さないように客に何と思われようと正していくと選択しました

ところが、次々と発生するピンズレを経験するうちに私の心は疲弊し、考え方は変わってきました

これはキリがない

それからと言うもの私はピンズレに遭遇した時は、運が悪かったものと諦めるようになりました

進撃の巨人 諫山創 / 講談社

そう世界は残酷なんだ

今までだって沢山のピンズレを見てきたじゃないか

そして、これからも決してなくならない

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