北欧のしゃちく

ぺらぺら生活力のしゃちくが北欧に住むとどうなるか試しているところです

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最近の記事

初夏の夜の過ごし方

気候がサイコーだな カラッとした20度前後、最高ですね。ヘルシンキにも綿毛が飛び散らかして、初夏の気配。いや、もう夏なのか。 室内の湿度は40%台をマークするようになって、長く消えていた指紋も復活。ありがたい。 同僚が「サイコーの夏は超あっという間なんだから、仕事なんかしてないで帰りなよ!今遊ばないとす~ぐに最悪で長い冬が来るぜ!(意訳)」と言って帰っていきました。 金にならない残業時間をこそこそと積み上げているしゃちくを早く帰そうとしてくれています。ありがとうありがとう

    • 陽射しと部屋の向きと物件探しの思い出

      太陽の位置から季節の経過を感ずる 東向きの部屋に住んでいます。平日、大体同じ時間に起きて最近思うことは…日の出の位置(時間)が一日ですごく移動しているな。 最近は7時過ぎにめちゃくちゃに朝日が差し込んで、20分かそこらで建物の陰に隠れていきます。5月上旬までは朝日の差し込みと無縁だった気がするんですが。季節の経過を感じる瞬間です。 フィンランドにおいて部屋の向きを気にする文化ってあるんでしょうか?なさそう。当時OIKOTIEとVuokraoviで物件検索していましたが、「南

      • 暮らしが丁寧でない者の食

        宿泊時の食事どうする問題 ユーロ円のレートが大変なことになっており、円建て精算される方には厳しい時期ですね。 ユーロを円に換算してしまうともう購買意欲がダダ下がりです。出張や観光ならまだ割り切れるでしょうか?しかし3食外食しようものならもうとんでもないわけで…。 スーパーで惣菜やレンジアップ品を買ったとしても、スーパーには電子レンジがないと思われます。アパートの共同サウナにはあるのに。 電子レンジのないホテルに泊まって食に苦しんだことが数回あります。シリアルの箱を空けられ

        • 湿度の功罪

          ここは部屋干し天国 本当は前の記事で乾燥について言及するつもりだったのですが、うっかり食パンでオチをつけてしまいました。和解できたかはまたどこかで報告したいと思います。 さてフィンランドの屋内、日本と比較するとめちゃくちゃ湿度が低いです。土地の空気自体も日本よりは乾燥しているでしょう(砂埃がすごいです)が、屋内は大方暖房による乾燥だと思います。ですので外が寒いと湿度がバッチバチに下がります。 ビシャビシャにしたシャワーブースの床が乾くまでの時間は短いし、開けたポテチが湿気

        初夏の夜の過ごし方

          食パンと和解せよ

          日本食は恋しいか フィンランドに限った話ではないでしょうが、この話題はそこそこ高確率で遭遇する気がします。日本人同士に限った話題ではなく、会社の同僚から聞かれることもあります。例えば日本食に並々ならぬ情熱をお持ちの方からはその入手方法を、特に困っているわけではない方からは当地のオススメ料理(あるいはお店)の情報を交換できますから、実利も伴います。 さて自分の場合は元々貧乏舌というか粗食というかこだわりがないというか、ありがたいことに大体のものがおいしいので日本食に恋焦がれ

          食パンと和解せよ

          秋の空の下で花のない花見

          祝日にピクニックする 数日連続の青空。気温も10度を超えるようになり、先週は随分雪が降ったが、これは…春、到来か!! というわけで20時頃に撮った写真を日本に送ったらば、「秋?」と返ってきました。これだけ高緯度なので日の入り時間は違うし、太陽高度も違うし、まあ確かにまだ緑は萌えていませんし。色合いも少々違うのでしょう。 体感温度は大したことないのに太陽光が目に突き刺さる。脳がついていけずに疑問符を飛び散らかしています。偏光グラスを掛けてもどうも疲れる…。 さて5/1はフィ

          秋の空の下で花のない花見

          フィンランドの食品展徘徊

          東京モーターショーの一般公開みたいなやつ(?) それともデパートの物産展のでかい版ですかね。うまく例える語彙がない。ともあれ食品展を冷やかしにMessukeskusに行きました。 入場は有償でそこそこ…20€前後…かかります。単純な冷やかしには少々高く感じますが、試食やサンプルがバンバン振舞われるため積極的に回ればお得感を得られるでしょう。スーパーで見かけても購入していなかった食品を試せてよかった。 今まで謎だったコンブチャも試せました。発酵飲料だったんですね。全然昆布茶関

          フィンランドの食品展徘徊

          フィンランドにとっての風呂

          そう、サウナです 日本人、しょっちゅうお湯に浸かる。温泉は健康によい。フィンランドにとってのソレは、どうやらサウナです。 フィンランドがサウナ大国であることはなんとな~く知っていましたが、日本にとっての浴槽レベルとは存じませんで、部屋探しの際に驚きました。浴槽付きの部屋が殆どないのです。ほんとに見掛けなかった。ファミリー向けの・そこそこ値の張る部屋でやっと見掛けた程度です。単身向けなんて望むべくもなく。見つけたらそれはラッキーです。 ただ代わりにサウナがある。集合住宅でも各

          フィンランドにとっての風呂

          電子国家におけるIDの確立に苦戦するしゃちく

          電子国家というもの フィンランド、人口が555万人(2022年)しかいない。日本なら北海道の人口が550万人らしい。大阪市の人口を2倍したら大体同じくらいでした。 日本よりやや小さいくらいの国土面積をこの人口で賄おうとした結果、省力化が図られて…窓口に行かなくても各自のスマホで色々できるようにデジタル化も進んだということですかね。多分。 駅には改札がなくて、郵便配達は隔日だし、住所変更は1か所に届け出ればいい省力化の世界です。 デジタル世界におけるアイデンティティの欠如

          電子国家におけるIDの確立に苦戦するしゃちく

          しゃちく、退勤が16時の国に行く

          へろへろサラリーマンしゃちくとは言ったものの ちょっと盛りました。コンプラ厳格化によりここ数年の残業は月当たり50hくらいになっていたため、休出深夜アリアリのガチの社畜ではないです。ただ朝9時前から21時過ぎまで社屋に詰めたりそのへんで飲んだりする生活をしているうちに大部分の趣味を失い、自炊力を養う機を逸しました。 そういうライトなしゃちく(というバックグラウンドを持って海外に赴任したサラリーマン)です。 仕事以外にすることがない 海外への興味の薄さゆえ就職するまでは海

          しゃちく、退勤が16時の国に行く