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はーふまらそん

2023.11.19「長崎ベイサイドマラソン」

はじめてのハーフマラソン。

前日は、ドキドキとわくわくがいっぱいだった。
どうなるのかなって不安もあったけど、
この感覚は嫌いじゃないなと思いながら眠りについた。

当日、会場についたら、予想以上に人がいっぱいいた。
ただ走るだけのために、朝早くからこんな人が集まるのかとびっくりした。

スタートが近づくにつれて、
わくわくからドキドキが大きくなって、
うわーもう始まるのかと思ってたらスタートした。

大勢の中で走るのがはじめてだったから、
走り慣れてそうなおじいちゃんの後ろについて行くと決めた。

3~4キロ進んだあたりから、体が温まってきて、
勝手におじちゃんにばいばいをして、自分のペースで走ることにした。

そのあとも順調に進んで、一緒に走ってたお父さんと、
「あそこにパン屋さんあるよ」「ほんとだね、今度行こう」
なんて会話をした。

お父さんはゼッケンが777の人に、
「良い番号ですね」なんて話しかけてた。すごい。

13キロあたりで最大の難関高さ60mの坂がやってきた。
思ってたより急で、ほとんどの人が歩いて登っていた。
自分も途中で歩きたくなったけど、お父さんに必死で食らいついた。

坂の頂上には、お母さんが待ってた。
方向音痴で応援に来れないかもしれないと思っていたから、嬉しかった。

坂を登りきったあとは、海の上にかかる女神大橋を走った。
風が吹いて、海や島が一望できる絶景で、
走っててすっごい気持ちよかった。

そのあとは、
ゴールが近づくにつれて、気持ちがゴールの気持ちになって、
ずっと楽だったのに、最後にきつくなった。

でも、そんな自分の横で、お父さんは、
「お腹すいたな、お昼カレー食べたいな」
なんて涼しい顔でつぶやいてた。すごい。

最後の直線でゴールが見えてからは、
元気になって、ラストスパートをかけて、全力でゴールを走り抜けた。

なんて感じで、初めてのマラソンは終わった。

お父さんと一緒に完走できて、
「2時間2分30秒」という、
目標のタイムよりも30分近く早くゴールできて嬉しかった。

フルマラソンってこれをあと一回するのかと想像すると、
辞めようかななんて思ったけど、
でも、人生でやるなら今しかないとも思うから、
やっぱりフルマラソンにも挑戦しようと改めて決意した。

あとは、マラソンじゃなくても、
前日とかに、ドキドキわくわくするような経験って、
定期的に必要だなと思った。

どうなるかわからないことにチャレンジするのは、
「怖いけど、楽しい。」ってことを改めて感じた日だった。

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