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2023年ベストアルバム #AOTY

悪酔いの翌日ですが色々と納まってきてるので久方ぶりに年間アルバム大賞のnoteを書くことにしました。今年も沢山の良い音楽があり大変助かりました。その節はどうも。

みかんを食べながらつらつらと書いてきますよー
今年は20枚を選びランキングしてまっっす。相変わらず邦楽とか洋楽とかメジャーとかインディーズとかごちゃ混ぜだよ知らん。

20. 「ひみつスタジオ」 - スピッツ 

未だ大御所感のないスピッツ今作も最高だったー

19. 「Ⅴ」 - Unknown Mortal Orchestra

踊り踊らされたアンノウンモータルオーケストラ。サイケロックは正義。

18. 「Get Up」 - NemJeans

EPですが今年の顔とも言っていいNemJeansは外せない。

17. 「e o」 -cero

 この音像よ!!!都会的であり神秘的。

16. 「馬」 - betcover!!

今一番ライブが観たいバンド。"痺れる"って表現が一番マッチします。

15. 「The Ballad of Darren」 - Blur

90年代イギリスを代表する我らがブラー。久々の活動再開でしかもサマソニで見れてほんと良かった一生の宝物です。『The Narcissist』は新たな名曲。

14. 「THE GREATEST UNKNOWN」 -King Gnu

まあ既発曲多いからな〜勢を黙らせた今作。
最初から全部このアルバムを作るために???3年かけて???って思わせるくらいの曲順とインタールード含めた配置がすごかった。

13. 「映帶する煙」 - 君島大空

君島くんの初フルアルバムでしたがまるでおもちゃ箱をひっくり返したような無邪気な狂気と美しさが混同したすごい作品でした。ちなみに更に上位にもう1作があります恐ろしい子、、、

12. 「ÁTTA」 - SIGUR ROS

言わずもがな最高でしたよ。眠れない夜これを聴きながら天井を見ていた時間、あの時だけは神秘的な気持ちになれました。

11. 「So Much (For) Stardust」 - Fall Out Boy

FOBは再始動後一発目のあのアルバム以降はあまり響いてなかったけど今作はエネルギッシュでめちゃくちゃ良かった。サマソニでも観て青春がカムバックした。

10. 「感覚は道標」 - くるり

ここ最近のくるりはヤバかったけど今作もヤバかった。初期メンバーを呼び3人で作ったこのアルバムだけどその過程を映した映画「くるりのえいが」も公開されてこれも良かった!やっぱり音楽が生み出されるあの瞬間って鳥肌が立つ。


9. 「Rat Saw God」 - Weadnesday

はー好き。やっぱりオルタナだよな、シューゲイザーだよな絶対に。この感じ、この空気感、温度、湿度、すべてがたまらない。
来日公演いぎだいのにみんな平日ど真ん中東京で無理ですシヌ。


8. 「Bunny」 - Beach Fossils

夏狂ったようにこればっかり聴いてたよ。淡い、淡すぎる。USインディーの重鎮の今作は全体的にサイケな雰囲気を纏っていてこれを今聴くとほろ酔いの夏の夜に戻れる。


7. 「Less」 - deathcrash

春狂ったようにこれ聴いてたよ。静と動の落差が心地良い。静かな水面にいたかと思えば地響と共に洪水に巻き込まれます。今をときめく☆サウスロンドンのポストパンクバンドです。


6. 「沈香学」 - ずっと真夜中でいいのに。

今年僕が一番ライブを観たバンドです。ずとまよ!最高!
14位のKing Gnuと同様にタイアップの多いバンドなので既発曲ばかりということにはなりましたが、スタイルや世界観が定まっているのでまとまりは良いですよね。さらには新曲が常に最高傑作になってるのマジですごい。現在の1番は紛れもなく『花一匁』です。
ポスト東京事変などと言われていますがもうその域は到達してると言ってもいいのではないかと僕は贔屓します。


5. 「12 hugs (like butterflies)」 - 羊文学

あの超傑作「our hope」を出したの去年ですよ???
ジワジワと人気が上がっていく中、話題アニメのEDとなった『more than words』がさらに起爆剤となり羊文学が大きく飛躍した2023年でした。
テレビ番組などのメディア露出も増え、「ジャパニーズオルタナの星が遠い存在に、、、」というような捻くれリスナーに笑顔でストレートパンチを食らわせましたよね。なんだよオルタナじゃん、この音で行くんだよ羊文学は。


4. 「no public sounds」 - 君島大空

2回目の登場です!!!有り得ないだろ、なんで1年にこんなアルバムが2つも出せるんだよ。
ちなみにツアーのMCで言ってましたが、本人は曲を負のエネルギーで書いてるので調子は別に良くないとのことでした。心象風景って言うんですかね、君島くんの音楽を聴くとは時間や景色、肌触りまで見えるんですよ。
さらに今作は肉体感というかバンドで鳴らしてるような曲が多く、それが人間味?肉体的は何かを感じられて特に好きでした。


3. 「The Record」 - boygenius

フィービー・ブリジャーズ、ジュリアン・ベイカー、ルーシー・ダッカスの現代屈指の3人のシンガーソングライターからなるスーパーバンド。
まあ良くないわけ無いよなと思って聴きましたが良くないわけないよな!
何よりこの3人がそれぞれの個性を殺さず共生して楽しそうにやってるというのが一番良い。


2. 「タオルケットは穏やかな」 - カネコアヤノ

カネコアヤノの最高傑作がここに来て来ました。轟音が渦巻く曲もありオルタナぽさが増している今作ですがバンドがちょうどそういうムードだったのでしょう。バンドメンバーの変更もあった中でしたがカネコバンドとしての円熟味がどんどん増してますよね。そして彼女の詩は相変わらず僕たちの救いになってる。


1. 「New Neighbors」 - Homecomings

ありがとう!!!
メジャーとしては2作目ですが、通算6作目ということでもう長いキャリアを歩んでるバンドです。前作「Moving Days」は2021年の年間ベストアルバム第1位でしたがまたもや1位でした好きすぎる。
前作は新たな試み、アイデアが満載なものになっていたけど今作もエモラップやエレクトロニカなど取り入れながら原点回帰の面もありつつ、昨年あたりからリバイバルの雰囲気があるUSエモなポップパンクという彼女たちが最も影響を受けていたシーンにも寄り添った作風になっていてそれも全ツボを抑えられました。
また、歌詞の面では前作と同じように曲ごとに意識的に社会的な題材を組み込みながら生活と結びつけ、"優しさ"について歌っている。この姿勢にはほんとに尊敬しています。


ということで2023年、年間ベストアルバムでした。
素晴らしい作品をリリースしたアーティストの方々には足を向けて眠れませんね。

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