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ブラックな気持ちに気づくと楽になる

この前、ある集まりに出かけた時のことです。

そこで、一生懸命に前向きにポジティブになろうとしている女性に出会いました。

その人は、「どんなこともプラスに受け止めるように頑張っているの」と仰っていて、その考え自体は素敵なことなのですが、その割に何だかとても苦しそうに見えたのです。

よくよくお話しを聞いていると、自分は幸せだとか恵まれているとか仰るものの、所々で誰かのことを批判する発言をされるのです。

そして、自分の頑張りをアピールしたりしているように見える。

う~ん。

ちょっと闇が深いかも。

しかし、気持ちは何となくわかります。

誰からも認められていないと思ったり、他の人が上手く行っていて自分はそうじゃない時、とても苦しくなる。
私もそう。他の人からもよく聞きます。

素直に羨ましいって思っている自分の気持ちを認めてあげたら、そのネガティブな気持ちはかなりスッキリするけれど、なかなかそこに至るには時間がかかるもの。

嫉妬しているって認めたくないし、周りは見る目がないって思っていたい。
その本音が隠しているつもりでも、ちょっとした時に嫌味っぽく出てしまうんです。

でも大丈夫です。
誰しもそんな気持ちはあるし、その気持ちを排除したり、否定しないで自分の中にあるって受け入れれば、苦しみが軽くなります。
「ブラックな気持ち」って別に特別に悪いものじゃなくて、「なんで、そんな風に思うのかな?私は、本当はどうしたいのだろう?」
と自分の本心や願いを見つめるためにあるもの。

気づいたら楽になる。
私のことを私がわかってあげられる。

その女性とお話しをしていて、素敵なところを沢山見つけました。
資格を取ろうと勉強しているところ、美意識が高く努力しているところ、周囲に気遣いが出来ているところ、等々。

私が勉強している内容について、あれこれ質問をすると彼女の価値観や大事にしていることがわかってきて、少しだけ、本音が見えてきました。
自分の気持ちを理解するにはもう少し時間がかかるかもしれないけど、「何だかスッキリした」って言っていたので、案外気づく日は近いかも。








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