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Leicaのおかげで写真がもっと好きになった。

去年5月にSONYのα7RIIを購入してから気づけば半年が経ちました。あれから1万枚以上シャッターを切る中で、少しは写真について理解が進んだように思います。最初の3ヶ月で楽しくなって勉強した内容を記事にしましたが、今思うとかなり初歩的なことを自分なりに頑張って調べてまとめていたなあとしみじみ。

今はと言うと、タイトルにあるようにLeicaを購入してメインカメラとして愛用し始めています。1年も経たずにLeicaを買うなんて早すぎる、という声も聞こえてきそうですが、そこに関してもかなり悩み抜いての購入だったので、また別で記事にできればと。

タイトルが結論ではあるんですが、少し遠回りしてそもそもなんで写真を好きになったのかを少し。

思い出を色濃く残すためにカメラを買った

もともとはiphone11を使用して、旅行や趣味のクライミング、キャンプ、その他友人と遊んだ際など、おそらく比較的人よりたくさん写真を撮影していました。
しかし、iphone11でも十分綺麗な写真は撮れますが、あの約7cm×15cmという小さい画面に最適化された解像度の限界や、デジタル加工することで補われているが故の細かな違和感、動くものや夜の撮影に弱い点などが気になるようになり、思い立ってミラーレスを購入しました。

ではなぜ元から写真撮影自体は好きだったかと言うと、もともと忘れっぽい性格というのもあり、数えきれないほどの日々の出来事や思い出が消えていくのが急にもったいなく感じ始めたのが理由の一つです。
もちろん、これまで生きてきた中でたくさんの思い出がありますが、同時にその時に感じたことや、夢中になって取り組んだこと、家族の印象的な表情、それらの思い出の手触り感など細かい部分の記憶は徐々に薄れていくというなんともいえない寂しさがありました。
だから、今を自分の価値観や人生を作っていく財産としてしっかり記憶するために、ミラーレスを購入しました。

日光 戦場ヶ原にて

そのような背景から、α7RIIで撮影した写真は基本的にlightroomで編集し、目で見たものよりも印象的なものに仕上げる作業を大事にしていました。インスタ映えのような言葉もありますが、映える写真に仕上げることもあれば、その時に感じたことをどうやって写真で表現するか、という観点で四苦八苦しながら作業していました。

α7RIIは当然圧倒的な解像度や描写力がありますし、愛用しているSONYの55mm/F1.8や24105mm/F4などのレンズによって様々な幅の写真が撮れます。一方、これらの組み合わせで撮影した時に、RAWをみた時にほとんどの場合は手を加えたい箇所が見つかり(現実世界で見たものを上回ることがない)、最後はlightroomでしっかりと仕上げをしていました。

Leicaを使うと自分の想像を超えた写真に出会える

ここからようやく本題に話を戻していきますが、私が購入したのはLeicaのM10-Pとsummilux 50mm/F1.4/ASPHの組み合わせです。知人に聞いたり、Leicaストアに通い試しに撮影をしてLeicaの良さ(逆も当然あります)についてしっかり情報収集した上でこの組み合わせに行き着きました。

LeicaM10-Pとsummilux 50mm 4th

いろいろ判断軸はありつつも、最終的にLeicaに惹かれた理由はその圧倒的な表現力です。解像度や描写力はもちろんですが、それに加えてLeicaにしか出せない表現があります。私が写真に感じている価値を考えると、いずれ必ずLeicaに行き着くから、なら早く購入した方が良いという友人の後押しもあり最後はえいやで購入を決意しました。

実際に撮影してみて、期待以上の表現に出会えた時にはとても感動し、これからのLeica生活にかなりワクワクしました。もちろんレンジファインダーでの撮影などまだまだ苦戦している中ですが、それでもすでにLeicaの表現のポテンシャルを実感してワクワクしています。

この記事に掲載している写真も、明るさは一部調整しているものがありますが全てほぼ加工していません(Leicaの写真のみsonyで撮影して加工してます)。加工も試しにしてみましたが、なんだかんだで元の写真が一番良いなという結論になることがとても多いのです。

日光東照宮の灯籠。苔と雪と日差しのコントラストがとても綺麗

Leicaを購入してよかったことがもう一つあります。
Leicaは自分の想像を超える写真に出会えると言いましたが、それは少し大袈裟に言うと写真に主役やストーリーを加えてくれるということでもあります。
そのため、シャッターを切る時のワクワク感がありどんどんシャッターを切るようになりますし、そのための被写体も探すようになりました。普段は見向きもせずに素通りしていた道端に生えている植物も、階段の手すりも、シャッターの閉まっているお店も、Leicaを持って歩くと不思議と魅力的に見えるのです。Leicaのお陰で、日常の中に隠れていた魅力的な物事に気づくことができました。

中禅寺湖。曇り空で雪が積もり白一色の中、赤いボートの存在感が印象的

Leica購入のススメ

長々と書いてしまいましたが、Leicaの魅力が少しでも伝わると嬉しいです。もちろん、かなり高価でMシリーズは特に日本のミラーレスカメラと比べるとクセがあるのは事実ですので、全員に自信をもっておすすめは正直できません。ただ私個人としては、Leicaを購入してより写真が好きになり、日常生活も少しだけ彩られたような感覚すら持っています。

そのフォルムや真鍮の重み、冷たさ、洗練されているデザインなど含めてとても気に入っており、今後数十年のパートナーとしてこれからのLeica生活にワクワクしています。
写真が好きな方は、これを気にLeicaについてぜひ調べてみてください。Leicaストアに行けば実物を手に取ることもできますよ。

InstagramにもLeicaやsonyで撮影したものを載せているのでぜひご覧いただきコメントなどいただけると嬉しいです。最近お気に入りの写真はこちら。気に入ったらフォローもよろしくお願いします!


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