見出し画像

テスト勉強は逆算の練習

「テストは何のためにするんですか」
「勉強は何でしないといけないんですか」

塾で働いているとよく聞く言葉。

でも、大人になってから気づく。
テスト勉強は逆算の練習。

どんな仕事でも

「いつまでに〜を仕上げて」

という作業の繰り返しだからだ。

毎日の掃除やルーティンを含めて
予定は立てることができるけど

ある程度の予定を立てたとしても

急な電話対応や来賓もあり
予定通りなどに進まないのが予定だ。

これはテスト勉強に置き換えると
先生が急にプリントを配ってきて

「明日までに仕上げてこい」

と言ってくるのに似ている気もする。

当時、いや今でも、そういう先生に対しては

「前もって出しておいてくれたらできたのに!」

と思う気持ちは変わらないが
社会に出るとこれが当たり前のようにあるので
そのための練習だったのかなとも思う。

私は今、塾の教室長としてほぼ1人で教室運営している。

もちろんアルバイトの学生さんたちがいて
成り立っているわけだが、彼ら彼女たちに
私が逆算して仕事を振らないと運営に支障が起きる。


「請求書を配る」

という一言の中には

請求書の作成や細かいミスがないかチェック
何十もある請求書にハンコを押し
封筒に入れ、月謝引き落としまでに請求書を配布

という細かい作業も含まれる。
(例えが独特w)

「テスト勉強をする」

の一言には

英単語や漢字、公式をインプットし
実際に書くことができるかチェック
どれぐらいの時間で解けるかの確認
プリントを仕上げて期限までに提出する

など暗記や練習には自分の性格では
何時間ぐらい必要か逆算して
期限までに仕上げる必要がある。

これがうまくいかないと
提出物を出し忘れやテストの点が取れない
ことにつながる。


私の仕事で言うと、月謝引き落としまでに
請求書が作成できなければ全保護者に迷惑をかける。
逆算して取り掛かり始めないと仕事にならない。
(やっぱり例えが独特w)


どんな仕事も結局これなんじゃないか
と言うことに気づいた。

学校の勉強は苦手でも成功している人は
世の中にたくさんいるので
学校の勉強が全てではないかも知れないが

でもそういう人は大人になってから
同じくらいの勉強をしているような気がする。


早かれ遅かれ逆算の力は必要ということだ。


ただこれを全て伝えたとしても

「ふ〜ん、大人の世界なんてまだ知らないし」

で終わるに違いないが、

将来

「お金が欲しい」

ならこれは無視できない。

お金が欲しいというと
日本社会ではやらしい言葉に
捉えられるかもしれないので

将来

「欲しいものが買えるようになりたい」
「旅行にたくさん行きたい」
「自由に働きたい」

ならこれは無視できない。

逆算が必要な仕事の方が
お金がたくさんもらえる仕事が多い。


ちょっと書く気力を
使い果たしてしまったので今日はここまで。笑


テスト勉強の必要性をわかりやすく
説明してあげてたい塾長なのでした。





とふと思ったのでした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?