ゲームコンシェルジュとして気を付けていること

shaさんの(アナログ)ゲームに対するスタンス

ゲームと接する際に、複数の役割で携わってきました。
・ゲームプレイヤーとして
・ゲームプロデューサーとして
・ゲームディレクターとして
・ゲームデザイナーとして
・ゲームデベロッパーとして
・ゲームコンシェルジュとして
実際にはこれらの役割を適度にブレンドしながら携わっていることが多いです。その中でゲームコンシェルジュという役割は貴重だけど、属人的になりやすいものだとおもってます。ここについて解像度を上げてみたいと思います。

ゲームコンシェルジュとは

ゲームコンシェルジュとは、ゲームにおけるコンシェルジュです。
コンシェルジュは無理して和訳するとしたら、総合案内人みたいなものになります。相手が困っているときに、相手の必要な情報を提供することが役割です。

ゲームにおける、必要な情報はざっくりいうと以下の3つになります。
1.今のあなたにとって最適なゲームは何か
2.このゲームをどうやって愉しめばいいか
3.このゲームを更に愉しむにはどうしたらいいか
これらを提供することが求められます。

これらは箇条書きで観ると、一見別々の話であり、順に対応していけばいいもののように見えます。
実際は、これらは重なり合っているものなので、それぞれを配慮しながら、相手の重心にあったものを提供することが期待されます。
故に、この3つの事が全部できる能力がありつつ、状況によってどのように出せばいいかを考えることが問われることになります。
つまり、それぞれを極めつつ、バランスを配慮して発揮することが求められます。

ゲームコンシェルジュとして気を付けていることは

技術的に具体的にどのようなことを身に着けているか・気にしているかというと、以下の通りになります。

  • 相手を知ること

  • ゲームを知ること

    • それぞれのゲームを知ること

    • ゲームの全体関係をしること

    • ゲームが生み出される背景(歴史?個人?等など)を知ること

  • ゲームの伝え方

  • ゲームの面白さの認知のさせ方

    • そもそもそのゲームに関心が無い人には、愉しいと思うポイントを伝える

    • 守破離の守的に教えること

    • 教えないけど、気づいてもらうこと

    • 教えないけど、実際に体現して、気づいてもらうこと

これらの技術を身に着け、現在どのフェイズであるかを踏まえて、全体に神経を振り分けつつ、一つ一つ進めて行っております。
それぞれの技術・経験を伝えるのは大変なことであるし、現在または将来AIを上手に使える世の中になれば、それほど習得困難な技術ではないと思います。なので、(要望が無い限りは)一旦説明は省きます。

口頭では触りを説明した動画を用意しておりますので、もう一段解深く観たい方は参考にしてください

そもそもなんでゲームコンシェルジュなんて面倒なことをやっているのか

一言で言うと
「この人にこのゲームをやってもらうと愉しいなぁ」
です。

僕の夢は「愉しいの総量を増やす」です。
「この人が愉しむ」を愉しむ
「この人が愉しむ」
「この人が愉しみ方を知ることで、ゲーム以外の局面で愉しむ機会・質が増える」
これらの事がすべて実現される可能性があります。

なので、こんな面倒なことを愉しんでいるのです。

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