見出し画像

5. ダクトを製作し空気清浄機に接続

ネット上で3Dプリンタから有害物質が発生するとの情報が散見されます。
CREALITY K1C背面の排気ファンに活性炭フィルターが付いていますが充分か分かりません。
そこで対処することにしました。

有害物質は屋外に排出するのがベストですが壁に穴を開ける勇気がないので、空気清浄機にダクトを接続してHEPAフィルターに有害物質を吸着させることにしました。

空気清浄機のHEPAフィルターは花粉などは吸着しますが、プリンタから発生すると言われている有害物質の微粒子まで吸着できるかは不明です。

Φ100ジャバラホースはAmazonでの購入品、両端の四角いダクトボックスとホースバンドは3Dプリンタでの自作です。

ホースバンド

ホースバンドはジャバラホースの抜け止めとして4個使用します。
幅14mm、厚さ0.6mmです。

ダクトボックス

ダクトボックスの肉厚は1.5mm、中央穴径は最初Φ101.6mmで作りましたが、かたくて入らず、作り直してΦ102.6mmで、しっくり入りました。

ダクトボックス内は気流が乱れ、ダクト屋さんからすればとんでもない設計だと思います。
本来なら円筒形部分を外側にすべきですが、どの部分を底面にしても天井部分が出来て上手くプリントが出来ません。
2分割してビス止めにすればよいのですが、それも面倒くさく、苦肉の策で円筒部を内側にしました。

プリンタ稼働時にプリンタの前扉の隙間にティッシュペーパーをあてたところボックス内に吸い込まれていきましたので排気有害物質は外には漏れないでダクト接続した空気清浄機のHEPAフィルタで浄化され室内に戻されていると思います。
四角いダクトボックスの固定は手抜き工作で、ダイソーの吸盤フックとパンツのゴムひも(笑)です。
空気清浄機は シャープ FU-R50 14畳用 です。

そもそも3Dプリンタから有害物質が発生するのか、大丈夫なのかも良く分かりません。
私が使用しているPLAフィラメントはトウモロコシなどからつくられたプラスチックなので石油系プラスチックより安全な気がします。
また、発がん性物質が発生しても、がんになるのに何十年もかかるだろうから爺の私には関係ありません。

なので今回の私の対処法が正解だとは限りません。
私の考えは(心配するより気休めでも良いので対処しよう)です。
皆様ご自身での判断をお願いします。

余談ですが、いつも自室でアレルギー性鼻炎のくしゃみが出まくるのですが、空気清浄機設置後は幾分楽になりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?