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本格バトルアクション×ラブラブ夫婦 漫画【オットマン】の紹介

週刊ヤングジャンプで連載中。先日単行本1巻が発売されたばかりの漫画【オットマン】の紹介です。
極力ネタバレを避けて紹介させていただきます。

あらすじ

主人公、五味想也28歳は冴えないサラリーマン。仕事にやりがいも感じられず、そんな社会にやるせなさを感じていた。
けど、そんなことはどうでもいい!なぜなら彼には愛する妻がいるから!!
想也はどんな憂鬱な日々も、妻、優花がいれば乗り越えられた。
そんな愛し合う夫婦に、危機が訪れる。

突如現れたエイリアンに襲われ、優花は異星の菌に感染してしまう。一方想也は、エイリアンに寄生され膨大な力を手に入れる。

エイリアン、地底人、地球防衛軍。様々な勢力の思惑が交差する中、想也は妻を、そして世界を救えるのか⁉


見どころ1 すてきな奥さん

この作品の大きな魅力の一つが、想也が愛する妻、優花のキャラクターです。冴えない想也には少しもったいないと思うほどの美人で、クールな性格の彼女。いつでも落ち着いていて、想也が欲しい言葉をかけてくれる、心強い存在です。

そんな彼女もまた、想也の不器用だけれどまっすぐな愛情を受け止め、温かい愛を返します。お互いに支えあっている二人の関係が本当に素敵で、見ていて幸せになります。

見どころ2 徹底した妻への愛

物語が進むにつれて、エイリアンや地球防衛軍など様々な勢力が現れ、それぞれの思惑が交差し、夫婦に危機をもたらします。彼らの主張に触れて板挟みになる二人ですが、想也の行動原理はあくまで妻を救うこと。

サラリーマンが突然地球を救うだとか、他人のために戦うだとか、そういうのは少し無理がある気がしますが、大切な人を守るという強い意志が行動原理なので、すごく自然だし、応援できるんですよね。

また、この作品で面白いと思ったのが、想也が妻への愛をエネルギーとして戦うというところです。シリアスな展開や真剣なバトルシーンの間に挟まれる、想也の妻に対する愛の叫びが、いい意味で力が抜けて話を読みやすくしています。

見どころ3 絵がめちゃめちゃうまい

この作品の大きな魅力は読みやすさだと思います。その読みやすさを作り出しているのが、作者金沢真之介さんの画力だと思います。とにかく絵がきれいなんです。

皆さんはマンガを読んでいるときに、「このシーンは何が起こっているのだろう?」とか、「この線はだれの動きだ?」などと感じたことはないでしょうか。特にバトル漫画はアクションシーンが多いので、読者が置いて行かれてしまうということがよくあると思います。

しかしこの漫画では、どのコマも丁寧に描かれていて、何が起こっているかとても分かりやすいです。キャラクターの動きがスッと入ってくるので、ストレスなく、爽快なアクションが見れてとても読みやすいと感じます。

見どころ4 冴えない主人公

主人公がかっこよくない。それがこの作品のいいところです。平凡でどこにでもいそうなサラリーマン。そんな人が愛妻のために必死に戦うので、読者としては応援したいと強く思います。

特別で、強くてかっこいい主人公ももちろん魅力的ですが、どこか親近感を感じるようなかっこよくないヒーローの話も、読んでいて胸が熱くなるんです。

見どころ5 今なら古参になれる

オットマンは先日単行本1巻が発売したばかりで、まだまだこれからという状況です。キャラも魅力的だし、設定も面白い。そして様々な伏線も張られているなと感じます。

今後の展開次第でどんどん面白くなっていくなと予想しています。あまり知られていない作品を読み進めていきたい!という人にピッタリの作品だと思います。


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