至って真剣




私の鬱の話だ。

まだ多分軽度で済んでいるので周りには全然鬱なように見えないと思う。し、軽度に見えるようにしている。本当だったらひとりになりたいし、ひとりになってリスカして薬をたくさん飲んで吐いて寝て起きたくない。そんなことを考える日々。親には生きているだけで申し訳ないと思ってる、迷惑だろうし手がかかるので。

鬱をしっかりちゃんと発症したのはたぶん高校生の頃。

発症し始めたのは中学の頃だったと思う。リスカが辞められなかった。腕に傷をつけるだけの繰り返し。1日5本くらい切ってたとおもう。カサブタになったらまたそこに切り傷を入れて、切るところがなくなったら二の腕、終いには脚も切ってた。その頃は病院も行ってなくて薬も手元にないし、リスカも親にバレてなかったし、リスカばかりしてネットに入り浸ってた。

当時は痛くなかった。最初の頃は痛かった要な気がするけど毎日切っていたのでだんだん痛くなくなった。腕が麻痺してたのか心が麻痺してたのか知らないけど。「痛くないの?」って聞かれても痛くなかったし「なんでそんなことするの?」って聞かれてもわからなかった。

同級生と先生はリスカしていたのを知っていたので私が学校で腕を切ると保健室に即連れていかれた。(学校できるなって話だし、先生にも同級生にも迷惑かけてすまん)

高校生になって母親にリスカがバレた。父親にバレたのはだいぶ遅かったと思う。腕を切って、それがバレて、母親はよく泣いてた。ひどいときは母親自身も腕を切ってた、私の気持ちが分からないから腕を切ればわかるんだろうか、的なことを言っていたような気がする。

この頃から私は心療内科に行くようになった。薬も飲み始めた。この頃から癇癪を起こす頻度が高くなった。自分の思い通りに行かないと過呼吸になって暴れてた、多分。過呼吸になって暴れてたのか、大泣きして暴れてたのか正直記憶がない。

大学生まで通院を続けて、大学生直前にバイトガチ勢になって通院をやめた。この頃はだいぶ落ち着いていた。男に依存してたのもあったけど別に薬もなくてよかったしリスカもしてなかった。

最近また鬱が発症した。以前発症したときはバイトに行けないとか学校に行けないとか、そこまでではなかったので今回働けなくなってショックを受けてる。と同時にそれ以外の私は至って普通なので自分でも訳が分からない。

でも前とは違ってモノを食べるのは面倒くさいし、家を出るのも面倒くさい。寝て起きていたくないしよく泣くようになった。ひとりでいたいとも思うしひとりでいたらたぶん死ぬだろうなとも思う。あと何も楽しくない。自分が楽しいと思ってたことがコロナでできないのもあるけど、他のことに興味が出ない。

医者が1番考えるなっていってた自分がダメだという考えから抜け出せない。

生きるのって難しい。







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