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バスケットボールにおける勝敗要因〜ディフェンスリバウンド獲得数、リバウンド獲得率〜

今回の投稿を書き始めたのが、3月12日(日本時間)

NBAはルディ・ゴベアがコロナウイルスに感染したことを決定打に全試合の中断を決めました😭

この投稿がされる日はどのようになっているでしょうか??


さて、本日の「バスケットボールにおける勝敗要因」項目は、リバウンド❗️❗️

それもディフェンスリバウンド(DREB)とリバウンド獲得率(REB%)です🏀

ゴベアとの関連がプンプンしますね🐽!

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⬆️は、ゴベアの受賞歴です。「NBAでコロナ感染し炎上した人」と覚える前に、この素晴らしい成績を覚えて下さいね😁

リバウンドと聞いて思い浮かぶことは、、、

あの「言葉」であったり、あの「選手」であったりしますが僕はこの人を真っ先に思いましたよ♪





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シャックじゃないですよ〜〜。後ろで鼻をほじほじしている観客でもないですよ〜〜。

そう!! ディフェンスしているベン ウォレス🦍

2004年のNBAファイナルは、まさにいぶし銀の活躍。

ロサンゼルスレイカーズのファンである私からすれば、

見事にやられました😱 シャックを一人で抑えるなんてソウテイガイ💦💦

昔話は置いといて、そろそろ本題にうつらないと、B+プロジェクトのメンバーに突っ込まれそうなので、、、

始めていきますね▶️

まずは⬇️のグラフをご覧下さい

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自チームの成績(stats)のことを考える場合、DREBは29〜30本が一つのベースラインとなりそうですね

そして、⬇️のグラフの結果を見てもらったあとに考察に入りますよ🏀

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相手チームのDREBを24〜25本に抑えると勝利はググッと近づくようです

どうでしょう?

今回の項目もまた面白いと思いませんか😁  

そもそも、なんで「オフェンスリバウンドが勝敗を分ける」とならないのか?

それは、、、

まず、自チームにおいて、DREBを取れば相手の攻撃はストップ✋ そして、相手のオフェンスリバウンド(OREB)の獲得機会も阻止したことになりますね

そして、相手チームのリバウンドを少なくするということは、たくさんシュートを決めたか、もしくはOREBを多く獲ったという事ですよね👍

確かに、勝利をするなら、オフェンスリバウンドを頑張ることだ!!なんて思いますし、よく言われましたよね!?

それは、⬇️の名言が後押ししてくれています

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では、先行研究はどうなのかと言うと、

武井(1984)「ディフェンスリバウンドを多く獲得することが勝つためには重要である」

高橋(2010)「オフェンスリバウンドに関しては、獲得本数の優劣が試合の勝敗に及ぼす影響は必ずしも認められなかった」

というように、シュート成功率が高ければ、OREB数は減り、その2つの成績は反比例の関係にあるため、OREB数単独で勝敗要因の指標にはなりにくということです

これは、リバウンド総獲得数(OREB+DREB)も同様です。単独では指標になりにくいと言う論評でした

つまり、「機会損失を作るディフェンスリバウンドが重要」という事です

※決して、オフェンスリバウンドを頑張らなくていいよ。ということではありません✋

お次は、リバウンド獲得率(REB%)

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⬆️と⬇️のグラフは、ひっくり返しているだけですが、数字以上にリバウンドを支配すれば勝てるかもという事です

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REB%を語る上で、先行研究が全てを説明してくれているようです

後藤(2006)「リバウンド獲得率の高いチームの勝つ確率は、88.8%と高かった」

そして、、、、

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わかってはいたものの、やはり今回の項目だと結論はこの名言になるのでしたww


終わりです👋

次回はシリーズ最後。⑤攻撃効率(PTS/Poss)で締めたいと思います😃

追記:米国の感染拡大に加え、NBA選手へのコロナウイルス拡大も日に日に報じらる状況の中、リーグ再開は不透明な状況ですね😭

#ビープラスプロジェクト

#理学療法士

#バスケットボール

#フィジカルチェック

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