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「不安」が「楽しい」に変わった理由

9月に中国・連雲港へ赴任されたお二人への
中国語研修が先日終わりました。

「中国の知識はTVからの情報だけでした。
仕事をちゃんとしない、文句ばかり言う、
時間を守らない、ルールを守らない等々。
そういうイメージしかなかったので、
中国赴任が不安でした」

研修が始まった当初はこんな心境だったそうです。

お二人とも中国は初めてでした。

7月に初めてお会いした時には
「中国語は難しそう」
「中国の人たちと仲良くできるだろうか」
「食事は口に合うだろうか」等々
不安を口にされていました。

それが
実際に現地に行ってみて
自分の持っていた知識や情報は
偏っていただけだったと思ったそうです。

その話を聞いて
かつての私もそうだったなと思いました。

「中国人は残業しない」
と聞いていたのに
行ってみたら残業しないどころか
48日間連続勤務みたいな人もいて
(↑完全にアウトな働き方ですね)

むしろ日本人の方が働いていないような
印象を受けました。

でも、私が見聞きしたことも
ほんの一部。

だからやはり
「自分の知っていることは
本当に断片的なことなんだ」と
意識しておくことが大事だなと
思います。

「中国に対する偏見が解消したら
違いを楽しめるようになってきた。
なぜそんなセリフになるのか
そこにも文化的な背景があり
ちゃんと理由があるんですね」
とおっしゃったお二人。

今では赴任前に持っていた不安は
すっかりなくなり
中国生活を満喫されています。

3年後、日本に帰任する頃には
中国での経験を活かして
ステップアップしていたい。

そして、
後任者へ簡単な中国語を教えられるように
なっていたいと言うお二人。

語学サポートは終わりましたが
中国で仕事をした経験を持つ人たちや
今中国で仕事をしている人たちとの
繋がりを作っていけたらと
思っています。

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