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【画像館】癒しに描いた8月のイラスト5点

この夏は『ボカコレ2023夏』の「楽耳未来神社」を皮切りに、「マジカルミライ2023」に刺激を受けたり、療養中唯一の気晴らしに、などいろいろあって絵ばかり描いていました。

本来の意味と違ってお金になってないですが、精神の安定をもたらしてくれたという意味で「芸は身を助ける」なのかもしれません。

前にも公開してますが、LAMさんがデザインされた初音ミク「マジカルミライ2023」メインビジュアルを、自分でも描いてみたもの。

正直なところ、最初に目にした時はカラーリングやフォルムのイメチェンぶりに戸惑ったんですが、OSAKA会場でライブを観た時にとてもしっくり来て、「とにかく描いてみたい」と思ったんですよ。

企画展会場での等身大立像

それで大阪からの帰りに近鉄特急「ひのとり」で描き始めたのがこちら。

帰宅して細部を仕上げてから、オリジナルのプロポーションでも描いてみたわけです。
色使いだけでなくアクセサリーなどの点数が多く、「どこまで書き込めるか」に挑んでしまったので、ちょっとプロポーションが崩れてしまった感はあります。

そして、やはりLAMさんによるMEIKOも描きました。

ミクほど大胆なイメチェンはなかったものの、「司令官」のイメージで描かれたとのことで、じゃあその世界観で描こうとしたのがこちら。

「なんか蒸れるわあ」と椅子の支柱で足裏を冷やしていたら、「司令官、ただいまパトロールから戻りました」と部下が報告に来ちゃったので、慌てて「ご苦労様」と敬礼している、という想定です。

それで腰掛ける構図にしてしまったため、コートの扱いにちょっと困りました。

このMEIKOはコロナの後遺症で苦しんだ時期に描き始めたもの。
ラジオを聴いても動画を観ても、何をやっても変な意識が襲ってくる中で、ただひとつ、絵を描いている時だけは意識を集中できたのです。

その分、詰めの甘いイラストにはなってますけど、まあ仕方ない。

そして後遺症から逃げるように何かを描こうと思った時、ふと「初音ミク16歳」というアニバーサリーに気づき、これまで描いたことのないV2バージョンをお題にしました。

まあ、いつものダギャーフォーマットなので、ミクというよりダヨーだろ、という感じではありますが。
やはり原点だけあって、デフォルメなどいろいろと学ぶところがありました。

そして、やはり描いたことのないV4Xミクにも手を着けてしまいました。

こちらは一見カラーリングがシンプルなんですけど、透過素材やアクセントとなるパーツが予想以上に多く、また髪の色など、緑でもかなり青味が強いので試行錯誤ばかりでした。

思えばボカコレの「楽耳未来神社」でも絵を描きまくっていたので、iPadのお絵描きに使っている”ArtStudioPro”には、このひと月で30以上のプロジェクトができました。

後半は特に、曲作るのも文章描くのもツラかっただけに、絵だけは描けたというのが奇跡です。
全然巧くないけど、いろいろ手を出しておいてよかったなと痛感した8月でした。

ラジオ局勤務の赤味噌原理主義者。シンセ 、テルミン 、特撮フィギュアなど、先入観たっぷりのバカ丸出しレビューを投下してます。