見出し画像

THEREMINIを買ったついでに人生設計。

50歳になってから2ヶ月ほど、あと何年生きるのかと思っているうち、自分の趣味である音楽にどう向き合おうかと、わりと真剣に考えておりました。

思えば12歳からシンセサイザーを始めて周辺機器とラジカセを何台も繋ぎ、20代になってオールインワン化でラクになったと思えば、30代はライブハウスにシンセを運んで腰を痛め、40代にはiPhoneでほぼ全ての創作を賄うようになり。

さて50代もソファで横たわって曲を作る寝たきり音楽家のままでいいのだろうか、と悩んだわけです。

小さなハコでも、区の文化小劇場のナントカ大会でも、あるいは自己啓発セミナーの余興でも、どこでもいいから、人前で演奏できる楽器はないだろうかと。

しかし、今からバイエルからやり直すのも面倒だし、駅前の新堀ギターに通う気にもならないし、ヤマハの音楽教室で「どんなときも」をサックスで吹き鳴らすのもナニですし。

さてどうしようと思っていたところ、10年ぶりにテルミンの存在を思い出したわけです。
そういや、あれなら安い機材でもそこそこ弾けたと。

で、いろいろ機材を物色するうちにmoogのTHEREMINI (テルミニ)に行き着きました。

端的に言えば、伝統的なテルミンのコントローラーを使って鳴らすDSPシンセサイザーとなるわけですが、これなら、クラシックの名曲でも、クラブサウンドの上物でも行けると思ったわけです。

ま、何より3万円台で買えて、スピーカーもディレイも付いている、というのがでかいんですけども。

そんなわけで、近々自己啓発セミナーの主宰や、30人くらいのお年寄りを相手に壺など売り付ける予定のある方、その場でちょっとした音楽が必要であればお声掛けくださいませ。
目下寝室にて特訓中であります。

この記事が参加している募集

ラジオ局勤務の赤味噌原理主義者。シンセ 、テルミン 、特撮フィギュアなど、先入観たっぷりのバカ丸出しレビューを投下してます。