ゆるめるモ!のオタク ①
ゆるめるモ!を好きになって追いかけて行った記憶を整理。めちゃくちゃ思い出がいっぱいあるのてわ長くなるシリーズだと思う。
ちょうどあのちゃんの画像を漁ってた時にでんぱ組のオタクに声をかけられて行ったのがゆるめるモ!のライブだった。家の近くのライブハウスに来るとのことだったので行くことにした。朝10時からの早朝ライブだった。
私は何でも形から入る。察していただけたと思うが、そう、あのギャになっていたのだ。(あのギャとはあのちゃんの格好をしたオタクのこと)水色のツナギを着て、頭に子供がつけるような髪ゴムであのちゃんヘアをして、首からパンダをぶら下げていた。
余談ではあるがあのちゃんはよく変な人に絡まれるらしい。あのギャと化していた私も朝から変なお兄さんにめちゃくちゃ絡まれた。頭おかしいと言われた。お前も知らんやつにそんなこと言える神経がおかしいよ。
早朝ライブ、その時住んでいた家の近くのライブハウス、あのギャと化した私。職場の先輩がライブハウスの前を通った。『大丈夫か?(頭)』と言われた。好きを貫くと他人の視線が痛いが、『ちょー楽しみです』とテンションあげて言っといた。
早くから会場に行ったため、メンバーの会場入りが見れた。初めて見るアイドルの入りは他の女よりもオーラがあってキラキラしてた気がした。
そしてびっくりしたのがその後普通にコンビニに行って買い物してた。アイドルもコンビニ行くんやとテンションが謎にあがった。その日はあのちゃんの機嫌が良く、自撮りしながら犬の真似をしてコンビニへ行き、帰りはインスタントの味噌汁を手に持っていた。やっぱり汁が好きなんだと感動した。
そんなこんなで、前物販が始まりチェキ券というものを初めて買った。アイドルと初めてチェキを撮ることになった。ドキドキだった。あのちゃんはめちゃくちゃ可愛くて白くて儚かった。緊張しすぎて喋れなかった私にふにゃふにゃ喋りかけてきて同じ人間と思えなかった。好きになった。
チェキを撮った後はオタクとチェキ会してるメンバーを見ながら話してた。とにかく寒くてめちゃくちゃ横に揺れながらメンバーを見ていた。すると目があったしふぉんさんがこっちを見て一緒に揺れだした。可愛いし、優しいなと思ってしふぉんさんともチェキを撮ろうかと思ったけど悲しいことに物販は終わってしまった。
そしてライブが始まる。
でんぱ組のオタクをしていた私は彼女たちとの距離の近さにびっくりした。叫ぶわ、ダイブしてくるわ、客席を走り回ってた。なんだこれ?近すぎんだろ。触れたぞ。
ファンも好きにオタ芸したり、踊ったり、叫んだり、コールを言ったり、リフトに上がったりしてた。自由空間で何でもありなのに、なんとなくアットホームな優しい空間だった。
とにかくライブはめちゃくちゃかっこよかった。あのちゃんはライブになると人が変わったかのようにめちゃくちゃかっこよくなった。カリスマだった。
チェキ会のくだりから心惹かれてたしふぉんさんは小さいのにエネルギッシュだった。煽りもかっこよかった。『only you』を歌ってる時に客席に降りてきて誰を推してるかなんて関係なく囲ってるファン1人1人の目を見ながら指差して歌ってる姿が素敵だった。めちゃくちゃ1人1人向き合ってライブしてる姿を見てしふぉんさんが好きになった。『only you』も大好きになった。
帰りは出待ちをした。ライブハウスの窓からメンバーが見えた。あのちゃんに変顔したら変顔が帰ってきた。めちゃくちゃ嬉しくて笑った。
帰ったらあのちゃん可愛いしかっこよかったなと思ったけど、しふぉんさんのこと考えてた。結局ゆるめるモ!の推しメンはしふぉんさんで決まった。
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