こんな自分も認めてほしかった。

摂食障害になるときの私は、

何かをやるとき、ゼロか100しかできない性格だった。

拒食症、摂食障害の方には、けっこう多いと思う。

何かしなさいと言われて。。。

   全く興味なければ、全くやらない。

       もしくは、

  やるからにはとことんやる。完璧にやる。 

拒食症のときはほぼほぼ後者で、なんでもかんでも完璧にしないといられなかった。優等生でないと、自分を許せなかった。。。

小学生のときは、勉強もできた。足も速かった。            積極性もあって、クラス代表になることも多かった。

拒食が始まったと思われる中学時代は、あんまり思い出したくない。

勉強は上位。でも、陸上部なのに、小学生のときのように、       足はもう速くなかった。

一緒に入部した友達より、自分の方が、遅くなった。          同じ練習をしているハズなのに・・・                 結果は出なかった。「走ること」は好きなのに、遅い自分がイヤだった。

でも、積極性はあって、応援団・クラスリーダー・責任者・・・

いろんなことに立候補したし、任された。

責任ある仕事を任されることに、喜びを感じていた。

しかし、アンチはどの世代にもいるもので、

「内申のためにやってんだろ?」「先生に気に入られたいんか??」。。。

頑張ったら褒められるけど、一部からは陰口も出る。


その分、体重はうそをつかない。食べなかった分だけ体重は減る。

陸上のように、走っても走っても、速くならないなんてことない。    応援団や責任者のように、頑張ったら、嫌われるなんてこともない。

完璧主義でいたいからこそ、痩せるなら、誰よりも痩せてやる。     食べない努力で、体重という数字の結果を出してやる。

そんな気持ちだったと思う。

今思うと、相当なストレスだったんだな、自分。。。って        あの時の自分を抱きしめてやりたくもなる。

もう、十分がんばってるよって。

完璧じゃなくても、誰かが認めてくれるよって。


摂食障害とかって、自分を自分で認められなくて、誰かに自分を認めてほしいっていう欲望からも生まれると思う。

そんな風に思っている人がいたら、

「がんばりすぎないで??もうあなたは、十分がんばってるよね??」って

気付いてほしい。


長文、最後まで読んでくれてありがとうございました❤

 あお




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