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【脱懲役生活】来年は長岡かなあ

 2年も住めば、その場所に飽きてしまいます。

 諏訪に住んでそろそろ2年。賃貸契約の更新のタイミングということもあり、さすがに引っ越します。

 同じところにずっと住み続けるっていうのがどうも性に合いません。懲役~年じゃないんだから、もっと自由に住む場所をかえたい。

 ということで、来年から2年間住む場所をここ数か月考えているのですが、最初は長野市かなあと漠然とSUUMOで探していたのですが、昨日のロングドライブでヤマザキマリさんの著作を聴いていたのもあり、新潟県長岡市という選択肢がひらめいたのでした。

 まず、実はアジア圏内の別の国も考えていたのですが、これはコロナで無理になりました。まあ、落ちついたらタイミングを見計らって行きます。ここらへんが誰からもぶっ飛んでると言われるんですが、まず旅行よりも居住を考えてしまうのでした。ヤマザキマリさんも、著作の中でイタリアに住んでいた時に現地の人がお勧めする映画や文化は観光者向けのものではなく、実際に住まないとわからないディープなイタリアを反映しているという体験をしたそうです。やっぱり住まないとわからない。しかし、2年も住んでいるのに諏訪のことはさっぱりわかってません。上社やら下社やらってのにも行ったことはないし、7年に一度のあのお祭りも体験してない。今年は花火大会も中止だったし、まあそういうのは観光のときに行けばいい場所でしょう。

 ちなみに、ノマドノマド言うてた我が敬愛する哲学者のジル・ドゥルーズは多分フランスから出てません。多分、ずっとパリかな?曖昧。てか、あの人結婚してたんだね。最期は、爪が伸びに伸びて渦を巻いてて、病気で点滴打ちながら車椅子生活で、アパルトメントの窓から飛び降り自殺したので有名(?)。大好きなんです。

 海外がまず選択肢から外れ、次に関東圏もコロナで外れました。関東圏にアクセスが良い群馬や、長野県内の佐久市もありかなと考えたけれど、ワクチンが普及するまでは関東から距離を置いて、他県かなあと。それでいろいろ考えた結果、新潟県長岡市がいいだろうと思ったのでした。

 いろいろ理由はありますが、大きな理由の一つは「毎年異なった美術館で個展をする」という目標というか行動原理において、新潟県立近代美術館が2022年の候補だからです。まあ今は2021年7月の信濃美術館で開催するのに向けて、アプローチを考えるので精一杯なのですが…

 せっかく来年度からは自由になるんだから、それを享受しようとしたとき、やっぱり自由といえば居住場所の選択ですよね。まあ、すぐには長野からあまり遠くには行けないけど、徐々にこの足枷を取り除いていきたい。もちのろん、妻帯からはますます遠のいていくわけです。

 「~が、」が多い文章だな、、、

 ちなみに、長岡といえば川端康成の「伊豆の踊子」ですよね(!?)。4年制大学の文学部にいきたいって奴の面接練習をしたとき、「いやー川端康成の『伊豆の踊子』って昔は国語の教科書に載ってたんだよ。あんなストーカー小説がね。今はあるのかなあ。さすがに、ストーカーってのが顕在化した昨今は載らないよね。どうなんだろう」っていう問いの答えを誰かに聞きたい。

 でもストーカーっぽいとはいえ、川端康成大好きなんですよねえ。

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