稲田せいご

少しでも笑ってもらえると嬉しいです。

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非モテがマッチングアプリで現実を知る

「社会人になってから出会いがなくなった」 会社の同期が、RPGの村人のように、何度も繰り返すこの言葉に、「いや、学生の時から全くないんですが」と返すこともなく、ゲームの主人公同様ただ一方的に話を聞いている私。 普段から比較的物静かな方で、これは昔から変わらない。27歳になるが、女性経験を数えようにも、9本の指が余ってしまういわゆる非モテと呼ばれる種族だ。 そんな私ではあるが、最近マッチングアプリというものに手を出した。すごくかわいらしい女性が、男性と一緒に料理をしている

    • 非モテが初めて街コンに行った話

      マッチングアプリをスタートして、もうすぐ1年になる。流石に1年も続けると、「モーニングルーティン」「ナイトルーティン」に「いいねを送る作業」が組み込まれている。もはや歯磨きと同じ感覚である。 ただ、私生活には全く変化が無い。28歳ということもあり、同級生が続々と赤い糸で結ばれていく中、私のスケジュール帳の休日の予定はいつも真っ白である。 そんな私の休日に久々に予定が入った。先日の土曜日のことである。いつもより少し遅めに起床すると、一通のラインがきていた。 「今日11時ご

      • 婚活はスマホRPGだと思っている非モテ

        世の中にイケメンや美人と呼ばれる人はどのくらいいるのだろうか。 私の学生時代を思い返すと、40人のクラスのうち、大体1人2人がそれに該当していたように思う。 2〜5%ほどの確率。ソシャゲのガチャの星5が出る確率とほぼ同等である。 顔が良ければ人生の難易度が変わる。特に「婚活」においては顕著である。 RPGでいう「呪いのアイテム」のような明らかな欠点さえなければ、ラストダンジョンである「結婚」をクリアするのはそう難しいことでは無い。 その一方で、非モテである私の最近の

        • マッチングアプリでやりとりが続かない非モテ

          マッチングアプリを始めて2ヶ月が経過した。あまりにもマッチングしないために、始めた当初に比べ、いいねを送るハードルがどんどん下がってきて、今では「すね」くらいの高さになってしまった。 「瞬時に判断してボタンを押す」 という、もはや交通量調査員と同じ作業と化した、いいねを連打する動作もそろそろ苦行となってきた。 アプリを始めて2ヶ月間で、マッチングしたのは計6人。打率でいうならば0割3分3厘くらいか?間違いなく戦力外である。最近noteの更新が空いてしまったので、その数少

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        非モテがマッチングアプリで現実を知る

          意外すぎる人とペアルックだった話

          人と服が被るという経験をした人はいったいどのくらいいるのだろうか? NAVERまとめによると、過去1年間で服が被ったことがある人を見たことがある人は、6%ほどだそうだ。黒髭危機一髪でいうならば、1回目に黒髭が飛び出す確率よりもほんの少し低いという、絶妙に分かりにくい例えを置いておく。まあ、要するに珍しいことではあるけど、なくもないということが伝われば良い。 私もこの例に漏れず、27年間の人生で1度だけ、服が被った経験がある。しかも被った相手が非常に特殊だったのて、少し書か

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